日本の道路環境にぴったりの5ナンバーサイズで、使い勝手のいい5ドアハッチバック。おまけに荷室も広いとなれば、文句の言いようがありません!
後席はボードなどの「長モノ」が積みやすい60:40の分割可倒式。座面を起こしてから背もたれを倒すとフラットになる、ダブルフォールディングタイプです。
いつも携帯しているメジャーで荷室の長さを測ってみると、後席を倒した状態で120cm、起こした状態で63cm、横幅は96cmでした。ちなみに、荷室の底がアンダートレイになっていて、薄手のものを収納できます。
リヤの「VW」エンブレムがテールゲートオープナーを兼ねていて、エンブレムを押し込むとテールゲートがダンパーヒンジの力でスッと開く仕組みです。
さて、これまで「かえ目線」でチェックしてきたポロの総評ですが、人間にたとえると、勉強もスポーツも万能な超優等生だと感じました。常にみんなのお手本になるような存在であり続けていて、ライバルたちはこぞって隅々まで研究し尽くして「ポロを超えるものを造ろう」って頑張るけれど、なかなか高い壁を超えられない。
あまりにも完璧で非の打ち所がないので、クルマ好きからは「王道すぎてつまらない」と言われそうですが、飽きの来ないオーソドックスなデザインや、マイチェンを重ねて熟成されたメカニズムも含めて、私のような輸入車ビギナーにはうってつけなのかも。他のコンパクトカーを3年ごとに乗り替えるよりも、ポロを長く大切に乗り続けるほうが充実したカーライフを送れそうです。
(文:湯目由明/モデル:かえ ひろみ/写真:ダン・アオキ)
■かえ ひろみ
グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中の紘実チャン。FM NACK5「Nutty Radio Show THE 魂(ソウル)(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、愛車は中古の先代トヨタプレミオをチョイス。購入後9ヶ月で走行距離が2万㎞を超えるほどのドライブ好きで、道の駅巡りにもハマっている。
【関連リンク】
フォルクスワーゲン・ポロ
http://polo.volkswagen.co.jp/
かえひろみ
http://ameblo.jp/6363117/
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