完熟のフォルクスワーゲン・ポロを狙って、女子力アップ!【かえちゃんの次のクルマ選び!! Vol.11】

私はカタログやウェブ、クルマ雑誌を眺めるだけでは満足できなくて、新型車が発売されるとプライベートでメガウェブのライドワンや日産グローバル本社ギャラリーの試乗会に「おひとりさま」で参加しちゃいます。

クルマに乗り込むときにまずチェックするのが、ドアを開け閉めする時の音や乗り降りのしやすさ。シートに座った時のフィット感や、ドライビングポジションの取りやすさ、座り心地も重要なチェックポイントです。

じつはポロは免許取り立ての頃から気になっていて、近所のディーラーで試乗させてもらったことがあります。その時印象に残ったのが、ドアを開け閉めする時の重厚感とボディのしっかり感、シートの座り心地のよさ。ドイツ車だけに、走りに関わる部分はしっかりコストを掛けて造り込んでいるんだなぁと感心した覚えがあります。

ポロのセールスポイントは5ナンバーサイズに収まるコンパクトボディで、車庫入れや狭い道でもすれ違いも楽チン。全高1.5m以下だから立体駐車場の高さ制限にも引っ掛からず、都心での駐車場探しに苦労しません。

コンパクトサイズだから車内が狭いのでは?と思いがちですが、ポロはパッケージングが超優秀。身長162cmの私が前後席どちらに座っても足元と頭上空間に余裕があり、適度に硬さのあるシートのおかげで長時間座り続けても疲れにくい。とくに後席は座面の角度が絶妙で、お尻や腰骨、太モモが痛くならないのは優秀ですね。

ドライバー目線でチェックすると、シートとアクセル&ブレーキペダル、ステアリングの位置関係が適切で、シートリフターやステアリングのチルト&テレスコ機構も付いているので、体型に合わせてドラポジがバッチリ決まります。

肩と腿のあたりが少しタイトで、適度な「包まれ感」があるので、コーナーでしっかり体を支えてくれる。これだけ出来のいいシートだと近所を「チョイ乗り」するだけなんてもったいない。ドライブするのが楽しくなるので、積極的に遠出したくなりますね。

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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