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■雪の日はワイパーを立てて対策をしよう
●外から隠れたコンシールドワイパー
雪対策をしようと思って、いざワイパーを立てようと思っても、ワイパーが立てられないクルマがあります。ワイパーを持ち上げようとしても、ボンネットの後端部分にワイパーが引っかかる構造になっている、コンシールドワイパーと呼ばれるタイプです。

車種もあります
コンシールドワイパーは、見た目にスタイリッシュなだけでなく、高速走行時などに風切り音の低減や、空気抵抗軽減による燃費の向上なども期待できる、主に高級車などに採用される仕組みと言えます。
しかし、ボンネット後端に隠れたワイパーはそのままでは立てておくことができません。雪の対策としてワイパーを立てておき、フロントウインドシールドへのワイパーの貼り付きによる破損等を防ぎたくなるものです。
トヨタではこのような車種の「ワイパーの立て方」を動画で解説しています。
方法は2種類。
ひとつは手動でワイパーを引き出すもの。車両の外から手でワイパーを引き出し、そこでワイパーを立てるというもの。
もうひとつはワイパースイッチによるもの。
イグニッションスイッチをOFFにした後、45秒以内にワイパースイッチを上方へ2秒以上持ち上げるとワイパーが出てきて止まります。
雪対策だけでなく、ワイパーブレードの交換や、ウインドウを綺麗にしたいときにも役立ちそうですね。
●豪雪では立てないほうがいい場合も
ここでは代表例としてトヨタ・クラウンの最近の車種の場合を紹介していましたが、同じトヨタでもやり方が違うもの、できないものもあるそうです。各車種、各メーカーのマニュアルや指示通りに操作を行ってくださいね。
また、豪雪の場合は、積もった雪の重さでワイパーが折れる場合がありますのでワイパーを立てないでください。
雪道のドライブは最新の注意を払って行って下さいね。
(小林 和久)
【関連リンク】
トヨタ自動車・よくあるご質問・ワイパーを立てる方法を教えてください。(フルコンシールドワイパー用)https://faq.toyota.jp/faq/show/249?site_domain=default
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