表彰台を「青」で染める! TOYO TIRESはドリフト、ラリー、ニュル、エコタイヤでもトップを目指す【東京オートサロン2024】

■松山北斗選手がGRカローラにチェンジ、そしてマッド・マイク選手のD1GP参戦のサプライズ

長らくGRスープラで戦ってきた松山北杜選手がマシンチェンジ
長らくGRスープラで戦ってきた松山北杜選手がマシンチェンジ

東京オートサロン2024のTOYO TIRESブースは、サプライズにあふれていました。

プレスカンファレンスの時間に訪れてみると、メインステージ両脇に2台のマシンが飾られています。1台は真新しいGRカローラ、そしてもう1台はベールを被っています。


●今季もTeam TOYO TIRES DRIFTが台風の目となる

パターンもワイルドなPROXES R888R Drift
パターンもワイルドなPROXES R888R Drift

GRカローラは、フロントウインドウに貼られたバナーからもわかるように、最高峰のドリフトチャンピオンシップ「D1グランプリ(D1GP)」の参戦車両です。

ワイドフェンダーを含めたボディパーツは和製連合だ
ワイドフェンダーを含めたボディパーツは和製連合だ

そして、ボディサイドのドライバー名は「HOKUTO MATSUYAMA」と記されています。そう、Team TOYO TIRES DRIFTの松山北斗選手の次期戦闘機が、この「TOYOTA GR COROLLA DIGP prototype」なのです。

HKSキットなどにより1300ps超のモンスターマシンだ
HKSキットなどにより1000ps超のモンスターマシンだ

おそらくは完成したてであろうこのGRカローラ。縦置された2JZはHKSのキットで3.4L化。GT75100タービン装着で1000psという、とてつもないパワーを発揮する常勝パッケージで組まれたモンスターマシンです。

足元にはもちろんPROXES R888R Driftが履かされています。本番ではTOYOブルーのカラーリングになるそうです。

TOYO TIRESの看板を背負いモータースポーツ最前線で活躍するドライバーらの面々
TOYO TIRESの看板を背負いモータースポーツ最前線で活躍するドライバーらの面々

そして、清水隆史同社代表の開幕の挨拶に続いて壇上に登場したのは、キラ星のようなトップスターたちでした。

ニュルブルクリンク24時間レースの日本人最多出場記録更新中かつ、最高位記録保持者である木下隆之選手。

アジアクロスカントリーラリーにも参戦するFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES
アジアクロスカントリーラリーにも参戦するFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES

チーム「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」の総監督でおなじみ、俳優の哀川翔さん。

そしてドリフト、ラリー両刀で活躍するトップドライバー川畑真人選手ら、TOYO TIRESを支える面々です。


●気さくな明るさが人気のマッド・マイク選手がサバンナRX-3でD1国内シリーズを闘う

10代の頃からD1GPに参戦することが夢だったマッド・マイク選手(右)と清水隆史代表
10代の頃からD1GPに参戦することが夢だったマッド・マイク選手(右)と清水隆史代表

続いて登場したのがマッド・マイク選手です。マツダのロータリーエンジンをこよなく愛し、日米ドリフトシーンを股に掛け活躍する大人気のトップドライバーです。

パンデムのボディキットで現代へ蘇生したサバンナ・ステーションワゴン
パンデムのボディキットで現代へ蘇生したサバンナ・ステーションワゴン

彼の口から発表されたのが、今シーズンのD1GPへの参戦でした。そしてアンベールされたマシンが、なんとマツダ・サバンナでした。それもステーションワゴンということで、驚きの波状攻撃です。

D1GPのシーンにおいては、AE86での参戦はめずらしくはありませんが、それよりも昔の世代、1970年代のマシンをベースに参戦ということは、よほどの勝算があってのことでしょう。

パフォーマンス面では、4ローター化された500psのエンジンを搭載。思い切り暴れ回ってくれるはずです。

D1GPにおいては、昨シーズン終盤の鮮やかな勝ちっぷりは充分に他チームを刺激したようで、そのコーポレートカラーをして「青組」と呼ばれているTeam TOYO TIRES DRIFT。ストーブリーグ真っ盛りですが「打倒、青組!」で結束するチームも少なくありません。今シーズンのドラマチックな展開が期待できそうです。

●環境負荷を抑える「リニューアブル」素材を使った次世代タイヤ

清水隆史代表と、サステナブル素材使用比率90%を達成したコンセプトタイヤ
清水隆史代表と、サステナブル素材使用比率90%を達成したコンセプトタイヤ

そんな熱くたぎるTOYO TIRESのモータースポーツ展開ですが、また違った路線の新製品の展示も注目を集めていました。

それがサステナブル(持続可能な)素材を使ったコンセプトタイヤです。

サステナブル素材を使ったコンセプトタイヤの、遊びゴコロあふれるサイドのグラフィック
サステナブル素材を使ったコンセプトタイヤの、遊びゴコロあふれるサイドのグラフィック

環境負荷の低減に貢献するのが「サステナブル素材」。その使用率を90%にまで引き上げた画期的なタイヤです。

バイオマス(生物資源)由来など、再生が可能な原材料を「リニューアブル素材」と定めており、そうした素材のうちブタジエン(不飽和炭化水素)ゴムや、もみ殻の灰から作られたシリカ(二酸化ケイ素)などが使われているそうです。

トレッドパターンはオーソドックスだ
トレッドパターンはオーソドックスだ

さらに富山大学と共同開発した再生素材(カーボンブラック、ビードワイヤー、スチールコード等)も使われています。

車両の電動化も見据え、大口径テクノロジーをさらに発展させていく
車両の電動化も見据えたテクノロジーをさらに発展させていく

TOYO TIRESとしては、このような産学協同プロジェクトはこれまでも多く行われてきたそうです。

タイヤサイドには近未来を思わせるグラフィックが描かれ、次世代のタイヤ像をイメージさせます。

●ますます魅せる「OPEN COUNTRY」シリーズ

40年以上の歴史を持つOPEN COUNTRYシリーズ。挑戦の場で鍛え続けている
40年以上の歴史を持つOPEN COUNTRYシリーズ。挑戦の場で鍛え続けている

「オプカン」の愛称で支持率上昇中のブランド「OPEN COUNTRY」も、市販車装着以外に、新たな展開を見せてくれています。

水素モビリティHyse-X1に装着されているのはOPEN COUNTRY[ SXS
水素モビリティHySE-X1に装着されているOPEN COUNTRY SxS
それが水素モビリティHySE-X1に装着されたOPEN COUNTRY SxSです。

スズキ、ホンダ、ヤマハ発動機、カワサキモータース、トヨタ自動車、川崎重工業が、メーカーの垣根を超え共同開発するオフローダーに履かされ、ダカールという過酷な場でチャレンジを続けています。

そのほか、スバル・レガシィ アウトバックの「ブーストギア」パッケージでアウトドアにおける世界観の演出や、プロサーファー吉川広夏選手とコラボした三菱トライトンのアウトドアユースのリアルな提案も行われていました。

5月開催のニュル24時間、全9戦のNLS耐久にも参戦が決まった木下隆之選手のGRスープラGT4
5月開催のニュル24時間、全9戦のNLS耐久にも参戦が決まった木下隆之選手のGRスープラGT4
GRスープラは、ニュルブルクリンクの過酷な耐久レースを走りきるために開発されたPROXES SLICKを履く
GRスープラは、ニュルブルクリンクの過酷な耐久レースを走りきるために開発されたPROXES SLICKを履く

今年もニュルブルクリンク24時間耐久レース、およびNLS耐久シリーズ参戦を発表した木下隆之選手。実際にレースに参戦するマシンを展示するなど、どこまでもリアルにこだわった展示が印象的でした。

(文・写真:畑澤 清志)

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