第2世代と言われるRB26DETT搭載のGT-Rと東京オートサロンは、とても縁が深いということをご存知でしょうか? BCNR33は第13回の「東京オートサロン1995」で、BNR34は第17回の「東京オートサロン1999」の会場で発表されているのです。
モーターショー系ではなくチューニングカーの祭典である東京オートサロンで発表するという、「GT-Rはチューニングをすることが前提!」ということを、ニッサン様もよ〜く分かっていただいていたのは嬉しい限り! そしてBNR32以降のGT-Rは、東京オートサロンではいまだに主役の1台として存在している、ということは誰もが認めていることではないでしょうか。
さて、【東京オートサロン2018】のトラスト・ブースには、「Kカー・コンパクトカー部門」の最優秀賞に輝いた「GReddy ALTO WORKS」のほか、「GReddy SWIFT」、「GReddy 86 KOUKI TURBO」、「GReddy PATROL」と、そして「GReddy 34RX」が車両展示されていました。
ン? GReddy 34RX…34は付いているけど? なんだこの車両名は? あの最強BNR32「GReddy RX」再びか!? コレは会いに行かねば!と、トラスト・ブースへGO!(裏話: 32 RXと縁の深い私。なので「絶対に見に来ると思ってましたヨ!」と32RX開発当時は開発部に所属していた現広報・川島さんに見透かされていました)。
そこには、大人しめのNISMOエアロが装着されたBNR34が鎮座していました。BNR32のRXと、BCNR33のGReddy RX S-ROCを足して2で割ったような、鮮やかなブルーにペイントされたマシンです。