【東京オートサロン2018】Legend of the BNR32「GReddy RX」の名はBNR34が継承【Play Back the OPTION Spin off】

そんな数々のステージから生み出されたパーツは数知れず。TD05、06、T78、88など、タービンだけをみても、このRXにより開発されてきたのがよく分かるのです。

ここには書ききれないほどのテスト&トライで酷使されたGReddy RXの偉い(?)ところは、ボディには一切、補強などの手を加えずにストリート仕様で挑んでいたことです。0-300km/hでも最高速でも、ボディの軽量化や補強などを施していればもっと良い記録が出せたかもしれませんが、ソコはトラストの「ストリート上等!」ポリシーの元、やらなかったのだと聞いていました。

そんなところが私自身、強く印象に残っており、今年の東京オートサロンで見かけた「RX」の名前にときめきを覚え、瞬時に飛びついたのでした。34 RXにはまだ、32RXのような「オーラ」は感じられませんでしたが、今後の34RXの、開発車両としての活躍に大いに期待しています!

Play Back the OPTION Spin off】by永光やすの

【関連リンク】(取材協力)

(株)トラスト
http://www.trust-power.com/

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
続きを見る
閉じる