【東京オートサロン2018】会場で見つけた有名人 谷口信輝、東京オートサロン2018を語る編

東京オートサロン2018では様々な有名人を会場で見かけることができます。そんな有名人の中でも圧倒的人気を誇っているのが谷口信輝選手。

レーシングドライバーとしてSUPER GTのGT300クラスで2017年のシリーズチャンピオンに輝いた谷口選手。SUPER GTではGT300グッドスマイルレーシングで2011年、2014年そして昨年の2017年と3度のチャンピオンを獲得しています。

やはり予選のラップタイムでスターティンググリッドが決まることや、前走者との距離を「何秒差」などの時間で表現するなど、モータースポーツは時間や時刻という概念で物事が進んでいきます。

そんな時間が支配する世界の中でのモータースポーツでは、ドライバーが走るためにこなさなくてはならないスケジュールが山ほどあります。ドライバーズミーティング、メディカルチェックなどやステージでのトークショー、チーム内でのミーティング、予選開始と終了、スターティンググリッドにマシンを並べるときのピットクローズなど思いつくだけでも本当にたくさんのスケジュールをこなした上で決勝レースを迎えるのです。

その全てのスケジュールを綿密に管理するためには正確な時刻が必要。だからこそ谷口選手は常に正確な時刻を味方につけるためにEDIFICEを片時も離すことはありません。

谷口選手はSUPER GTのドライバーとしてだけではなくタイムアタックのドライバーやクルマ全般についてのコメンテーターなど、クルマのエンターテナーとしての側面もお持ちです。だからこそ東京オートサロン2018でも取材やトークショーなどに引っ張りだこ。なので会場のいろいろな場所で谷口選手を見かけることが多いのです。

そんな谷口選手に「東京オートサロンの魅力」を伺ってみました。

−−−谷口選手にとって東京オートサロンとはどういうものなのでしょうか?

「東京オートサロンへは、それこそ広島のクルマ好きの兄ちゃんだった頃から欠かさず来ているお祭りです。その頃は、特にチューニングカーを見ながらすげぇなぁ、とか言ってましたからね。ドリフトやってレーシングドライバーになって今では見る側から見せる側、見られる側になっても東京オートサロンに来ると、今年も一年が始まるんだな、と思える場所ですね」

−−−トークショーやイベントなどで忙しく飛び回る谷口選手。そんな中で展示を観て楽しむことはできるのでしょうか。

「昔は今ほどイベントのオファーが多くはなかったので観て回ることはできましたが、今はほぼ無理ですね」と言われてスケジュールを見せていただくとトークショーやイベントが分単位でぎっしり。

「東京オートサロンは本当に来場者の方がたくさんいらっしゃるじゃないですか。なので普通に移動していたら全く間に合わないので近くの扉からホールの外へ出たり、スタッフ専用通路を駆使してギリギリの時間でたどり着く感じ。それでもブースの手前などは来場者のみなさんと同じ場所を通るサインを求められることもある。そうなるとプライベートで展示を見る時間は全くないんです。いやぁゆっくり見たいなぁ」

−−−イベント出演の時間管理などもご自身で?

「全部自分でやってますよ。だからこういうときの時計は自動巻きとかだめなんですよ。バシッと正確な時刻で動かないとダメなんです」といいながら腕に着けた時計を見つめる谷口選手。

「スマホで正確に時間を合わせてくれるからこういうときは間違いなくEDIFICEを使います。時間が正確な上にカッコいいしね」

谷口選手も愛用するCASIO EDIFICE EQB-800シリーズ、ブルートゥースと連携するスマートフォンリンク機能がついており、定期的にスマートフォンと自動接続、時刻が修正され常時正確な時刻が表示されるようになっています。またレースラップクロノグラフという異名を持つほど多機能高性能な腕時計となっていて、設定された目標タイムの10秒前から12時方向の針がカウントダウンを開始。周回中のレーシングカーが戻ってくるタイミングの目安にできるほか、時計で計測したラップタイムを専用アプリ上にリスト表示やグラフ化して表示することもできます。また深リムのホイールのようなデザインや9時位置のレトログラード針がスポーツカーのタコメーターのように動くところなども特徴的。谷口選手曰く「こういう針の動きとかの仕掛けって本当に面白いんだよね」。

モータースポーツだけでなく、幅広いクルマ好きに絶大な人気を誇る谷口選手。レーシングドライバーという時間という価値観が絶対な職業であるゆえに、正確な時刻を伝える腕時計でご自身の時間管理も徹底的に行えるのでしょう。さすがです。

(文・写真:松永和浩)

【関連リンク】

http://www.edifice-watches.com/jp/ja/

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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