激戦区で鍛え抜かれたスズキ・スイフトで、女子力アップ!【かえちゃんの次のクルマ選び!! Vol.13・後編】

スイスポを指名買いするようなユーザーは、走りに強いこだわりがあるはずなので、ほとんどの人はMTを選ぶと思います。私もできればMTを試乗したかったのですが、残念ながらオートマ限定免許。先代のCVTからトルコン式の6ATに変更されて、がぜん注目度が増したAT車に試乗してみました。

出来の悪いCVTはアクセルの踏み込みに対して実際に加速するまでのタイムラグが大きく、エンジン回転数がかなり高くなってからワンテンポ遅れて加速し始めるといったもどかしさがあります。オーソドックスなトルコン式のメリットは、ダイレクトな加速と変速フィールを楽しめること。エンジンがターボチャージャー付きになったことで低回転域から太いトルクが立ち上がり、滑らかにシフトアップするのでストレスを感じません。

コーナーが連続する場面ではパドルシフトも使ってみました。指先でシフトアップ/ダウンができるので、走行シーンに合わせた車速やエンジン回転数を維持できるのがいいですね。スイスポってMTしか設定がないイメージですが、「ATもあるよ!」と奥さんを口説けるのは、走り好きのお父さんにとっては頼もしい味方ですね。

スイフトシリーズと同じBセグメントの国産コンパクトだと、ヴィッツやノート、デミオ、フィットなどが思い浮かびますが、売れ筋のノートやヴィッツと比較すると、スイフトは1クラス上に感じます。ベーシックグレードでも「素性の良さ」が感じられて、トップグレードのスイスポでもアンダー190万円。セーフティパッケージを付けても200万円以内に収まるので、走りへのこだわりや中身の濃さを考えればバーゲンプライスですね。

(文:湯目由明/モデル:かえ ひろみ/ヘア&メイク:牧 詠子/写真:ダン・アオキ)

■かえ ひろみ

グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中のかえチャン。FM NACK5「Nutty Radio Show THE 魂(ソウル)(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、愛車は中古の先代トヨタプレミオをチョイス。購入後9ヶ月で走行距離が2万㎞を超えるほどのドライブ好きで、道の駅巡りにもハマっている。

【関連リンク】

スズキ・スイフト
http://www.suzuki.co.jp/car/swift/

スズキ・スイフトスポーツ
http://www.suzuki.co.jp/car/swiftsport/

かえ ひろみ
http://ameblo.jp/6363117/

【かえチャンの次のクルマ選び!!】

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この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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