激戦区で鍛え抜かれたスズキ・スイフトで、女子力アップ!【かえちゃんの次のクルマ選び!! Vol.13・後編】

スポーツハッチバックの利点は2シーターや2ドアのスポーツカーと比べて実用性が高いこと。スイスポは5ドアで低床フロアなので乗り降りが楽で、ファミリーでも十分使えます。ただし、セミバケットのフロントシートは背もたれが幅広で、ヘッドレストも高いので、リヤシートに座るとかなり圧迫感があります。長身の人や閉所恐怖症の人が長時間座るのは苦痛かもしれません。

リヤシートは6:4分割可倒式で、5名乗車時の荷室容量265L(先代比55Lアップ)はスイフトと共通。試しにシートを起こした状態で荷室に座ってみましたが、身長162cmの私がスッポリ収まるほど余裕があります。

この状態でもキャンプ道具やスーツケースを積めますが、両側のリヤシートを倒せばスノーボードやスキー板などの「長モノ系」にも対応。ドリンクホルダーが充実し、ドアポケットやセンターコンソールトレイも大容量です。

エアコンはフルオート。運転席シートヒーターやリヤヒーターダクトも標準装備でオールシーズン快適です。

メーターの真ん中にあるマルチインフォメーションディスプレイには専用グラフィックのブースト計とオイルテンプが追加され、スポーツマインドを刺激します。

安全装備も充実。スズキ車初となる車線逸脱抑制機能をはじめ、単眼カメラとレーザーレーダーで前方の歩行者やクルマを検知して衝突時の被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート」がメーカーオプションで選べます。これらがセットになった「セーフティパッケージ」はベース車に対してわずか8万6400円アップ(税込)。任意保険料が安くなる可能性もあるので装着をオススメします。

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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