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オートショップひたちスカG 14.992秒
あのワークスRが復活!?
ついにスキャットDRAGにあのニッサンワークスGT-Rが登場?と思わせたのが、このオートショップいたちのスカイラインだ。
エンジンはS20ならぬL型2947cc。76度カムとソレックス50φをセットしたオリジナルチューンだ。ミッションはレース用オプション1、デフは3.545を組む。注目のボディはいかにもワークスRらしく仕上げられている。軽量化も車重1032kgとかなりのもの。タイムは14.992秒とG3の8位に終わったが、楽しみなマシンだ。
坂本オート・ドラッグZ 11.832秒
LY型3.1L+ニトロは400ps以上!?
ベースの240Zボディは徹底的に軽量化され、わずか750kgしかない。カウルはFRP製だ。エンジンも車内にはみ出すほど、後方マウントされ、前後重量配分は55対45と理想的なバランスである。
エンジンは日産オプションのLY型、通称R390。クロスフローヘッドで、スポーツコーナーにも7〜8基しかストックのない貴重なヘッドだ。チューニングはスリーテックで行われ、クランクシャフトをLD28型83mmストロークに変更し、2868ccから3090ccへスケールアップ。これにNOS製N2Oインジェクションを併用する。
L型6気筒N2Oはセッティングが難しいが、ベンチで煮詰められ6000rpmあたりから爆発的なパワーを発揮する。400ps以上は確実という国内最強のL型だ。ファイナルは5.134。この速さは驚異的だ。超軽量とはいえ、フロントエンジンのZがスタートでウィリーするシーンにはド肝を抜かれる。気候や路面などのコンディションがベストなら、10秒台に突入するのも夢ではないかもしれない。