【新車】マセラティの2018年モデルが一挙上陸! 外観変更と運転支援ADASがレベルアップ

イタリアの名門、マセラティが2018年モデルを一挙に公開しました。とくに「ギブリ」は外観をアップデート、さらに「グランルッソ」と「グランスポーツ」という2種類のトリム・オプションを設定したのがトピック。安全装備面では先進運転支援システム(ADAS)をレベル2に引き上げているのも見逃せません。

レーン・キーピング(車線維持)などアクティブ機能を備えた最新の先進運転支援システムを実現するために必須の電動パワーステアリング(EPS)については、マセラティとして初採用したというのもニュース。EPSは2018年モデルのクアトロポルテ、ギブリ、レヴァンテに搭載されました。油圧パワステに対してフィーリング面でのネガが言われることもある電動パワステですが、マセラティ特有のシャープなハンドリングを維持しながらも、操作性と快適性が向上したとアピールしています。

また、予防安全技術となるグレアフリー・ハイビーム搭載のアダプティブフルLEDヘッドライトは、ギブリとクアトロポルテに装備されます。もちろんマセラティに期待するパフォーマンス面でも万全、最高峰モデルである「ギブリS」と「ギブリS Q4」、「クアトロポルテS」と「クアトロポルテS Q4」では、2017年モデルと比較してパワーで20ps、トルクは30Nm も向上。最高出力430ps 、最大トルク580Nmとなっています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる