スバル・レヴォーグは2リッターがお買い得という3つのワケ

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3.同じ18インチタイヤだとモード燃費は2割も変わらない

レヴォーグの、とくにダウンサイジング過給ユニットである1.6リッター直噴ターボは燃費性能もアピールポイントですが、17.4km/Lというカタログ燃費を実現しているのは、車重1530kg以下で、17インチタイヤを履いたグレード。

同じ1.6リッターエンジンでも、車重が増え、18インチタイヤを履いた1.6GT-S EyeSightのJC08モード燃費は16.0km/Lとなります。一方、2.0リッターエンジン車のカタログ燃費は、どちらのグレードでも13.2km/Lなのです。

最高出力は倍近く、燃費に不利と思えるセンターデフ式のフルタイム型VTD-AWD(1.6リッター車はアクティブトルクスプリット式)にも関わらず、カタログ値では2割程度の差でしかないのです。

これを大きな差と思うかどうかは判断が別れるでしょうが、170馬力と300馬力という最高出力で比べると意外に差は少ないと言えそう。

絶対的な予算に余裕がなければ、レヴォーグの1.6と2.0を比べるなんてことはないでしょうが、コストとパフォーマンスのバランス、バリュー・フォー・マネーの視点では、2.0リッターにオトク感があるといえるのでは? 

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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