スバル・レヴォーグは2リッターがお買い得という3つのワケ

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2.レガシィと比べて、値段が下がっているのは2.0!

ところで、レヴォーグの1.6リッター直噴ターボは、2.5リッター自然吸気エンジンのダウンサイジング過給ユニットという位置づけです。もちろん、2.0リッター直噴ターボは、レガシィツーリングワゴン(TW)に後期型から搭載されたものと基本的に同じです。

では、すでに2014年6月でオーダーストップしているレガシィTWと比べて、価格(税抜き・メーカー希望小売価格)がどの程度変わっているのか見てみましょう。

ここではビルシュタインサスペンションが標準装備されていたレガシィ2.5i EyeSight Sパッケージとレヴォーグ1.6GT-S EyeSight、レガシィ2.0GT EyeSightとレヴォーグ2.0GT-S EyeSightを比べてみます。

レガシィ2.5i EyeSight Sパッケージ 285万円
レヴォーグ1.6GT-S EyeSight 283万円 2万円安

レガシィ2.0GT EyeSight 347万円
レヴォーグ2.0GT-S EyeSight 330万円 17万円安

いずれもレヴォーグのほうが安くはなっていますが、2.0リッターターボのほうが購入へのハードルが下がっているのが見て取れます。仕様の違いもありますから一概には言えませんが、2.0リッターターボが買いやすくなっているのは間違いないといえるでしょう。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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