【ジュネーブモーターショー2018】ルノーが自動運転機能を備えたライドシェアリングEV「EZ-GOコンセプト」を公開

ルノーがジュネーブモーターショー2018で、都市部でのライドシェアリングを目的としたコネクティッドEV「EZ-GOコンセプト」を公開しました。

「レベル4」の自動運転機能を備えており、6人乗りの車内にはステアリングホイールやペダル類は無く、車両が前走車との距離を検知、ドライバーに代わって停車や車線変更などを行います。

最高速度は50km/hに制限されており、ラウンジ風の車内は広大なガラスエリアで開放感を演出。ユーザーフレンドリーの観点でシートが「U字型」に配置されており、ドアの前にある大画面には移動に必要な情報が表示されます。

乗降時には車両前部のハッチが大きく開き、車椅子やベビーカー用のスロープが出現。

スマホのアプリ等で乗車予約が可能で、乗客はバス感覚で目的地まで移動することができます。

ルノーでは「EZ-GOコンセプト」を2022年までに実用化する計画になっているそうです。

Avanti Yasunori・画像:RENAULT)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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