ポルシェ・マカン、初の大刷新へ!これがディテールだ

ポルシェのコンパクト・クローバーSUV「マカン」に、初のフェイスリフトが行われます。これまでのフェイクではなく、市販型パーツを身に着けたプロトタイプをスクープしました。

さらにコックピットも撮影に成功しました。現行モデルより拡張された、12.3インチディスプレイの新インフォテイメントシステムを装備します。これにより、エアコン吹き出し口は下部へ移動されます。また「ポルシェ・コミュニケーション・マネージメント・システム」により、Apple CarPlayやAndroid Autoの利用も可能となるでしょう。

開発車両に接近すると、バンパー形状、シングルバー備えるエアインテーク、ボンネットの一部、インジケーター、リアディフューザー、LEDストリップが左右を繋ぐテールライトのグラフィックなどが新しくされているようです。また『パナメーラ』新型と共有するヘッドライト、X型「LEDポルシェ・ダイナミック・ライトシステム」も装備しています。スタイリッシュなデザインで、優れた照度を誇るライトがつねにロードを最適に照射するシステムです。

パワートレインも刷新されます。現行モデルの3リットルと3.6リットルエンジンによるラインアップは、新たに3リットルと2.9リットルターボに刷新。パナメーラから流用される3リットルエンジンは最高出力350psとなり、パナメーラ4Sの2.9リットルターボエンジンは最高出力440psが予想されています。

さらにトップに君臨する「ターボ パフォーマンス」は、ライバルのメルセデス『AMG GLC63』の510psに対抗するため、現行の440psから500ps程度にブーストアップされる可能性もあるようです。

ワールドプレミアは2018年前半と見られ、遅れてPHEVモデルも期待されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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