クルマアワード界のレジスタンス……かどうかは知りませんが、まだまだ選考員の先輩方(仮称)は失速しません。ゆけゆけ「クリッカー・オブ・ザ・イヤー」覆面座談会!
というわけで、第3回は「マツダ・ロードスター」に関するトーク。相手は本家「カー・オブ・ザ・イヤー」受賞車。恐ろしいことに、完全にウォーミングアップの済んだ先輩方が手ぐすね引いております。
■本家「カー・オブ・ザ・イヤー」受賞
E「あまり点が入らず、ロードスターの評価は本家カー・オブ・ザ・イヤーと随分離れましたね。『まあ、向こうで取ったからいいだろう』みたいな?」
D「うーん、こういうスポーツカーが本家カー・オブ・ザ・イヤーを取るのは意義がある、とは思いつつ、2人しか乗れない趣味性の高いモデルにカー・オブ・ザ・イヤーあげていいのかな、と誰か思わなかったのかな? というのもある。だから賞自体から世間の関心が離れちゃうところもあるような」
B「逆にあちらは趣味性オンリーかも(笑)」
D「僕の田舎はクルマ好きが多いですけど、お正月に帰って話しても『カー・オブ・ザ・イヤー?何?』みたいな感じ」
E「逆に、クルマ好きにはどうでもいいんじゃない? クルマ知らない人に、例えばシエンタとか『カー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたんですよ!』と。モンドセレクション的に(笑)」