簡単取り付けで音質アップ!カロッツェリア・カスタムフィットスピーカー「Fシリーズ」に新製品が登場

■「Open & Smooth」コンセプトを踏襲しつつ、ハイレゾ音源の再生にも対応

TS-F1740SII
カロッツェリア・カスタムフィットスピーカーFシリーズ、17cmウーファーを採用したセパレート型「TS-F1740SII」

取り付けが容易なうえに音質向上効果が高いと人気のカロッツェリアのカスタムフィットスピーカー。そのエントリーモデルともいえる「Fシリーズ」に新製品が登場しました。

新製品のラインナップは、カスタムフィットスピーカー6機種とチューンナップトゥイーター1機種。いずれも従来からの「Open & Smooth」コンセプトを踏襲しつつ、ハイレゾ音源の再生にも対応した製品となっています。具体的にその魅力を紹介しましょう。

●セパレート型とコアキシャル型の2タイプ

TS-F1740II
ウーファーとトゥイーターが同軸になった17cmコアキシャル型「TS-F1740II」

新しいFシリーズはウーファーとトゥイーターが別になるセパレートタイプが3機種、ウーファーとトゥイーターが同軸上に固定されたコアキシャルタイプが3機種という展開です。

●超高域再生を実現する「2.9cmバランスドドームダイアフラム」を採用したトゥイーター部

TS-F1640SII
16cmウーファーのセパレート2ウェイ「TS-F1640SII」

トゥイーター部に、広帯域にわたる低歪み化と58kHzまでの超高域再生を実現する「2.9cmバランスドドームダイアフラム」と、振動板への伝達ロスが少ない「頂点駆動方式」、クリアでメリハリのある音を実現する「反発マグネット」を採用。中域から高域まで音像定位に優れた明瞭な音を再生します。

●高音質振動板「IMCC」を採用したウーファー部

TS-F1040SII
10cmウーファーのセパレート2ウェイ「TS-F1040SII」

ウーファー部の振動板には、カーボン素材を含有した「IMCC(Injection Molding Carbonized Cone)」を採用し、スピード感あふれる豊かな音楽再生を実現しました。さらに軽量かつ駆動力に優れた「高効率スクエアボイスコイル」により、クリアで力強い低域を再生します。

●専用インライン「クロスオーバーネットワーク」を採用(セパレートタイプ)

低クロスオーバーを実現するネットワークに、厳選した音響素子を使用しています。また、省スペースタイプのインライン構造を採用しており、スペースの少ないドアやコンソールの内部でもスムーズに取り付けられます。

●多様な車種への取付に対応

カロッツェリア・カスタムフィットスピーカーFシリーズ
カロッツェリア・カスタムフィットスピーカーFシリーズの主な仕様

「TS-F1740S II」には、純正トゥイーターの位置に取り付けられる取付ブラケットを付属。「TS-F1740S II/-F1740 II」には、さまざまな車種に取り付けられる2種類のウーファー取付ブラケットを付属しています。また自動車メーカーごとに異なるスピーカー端子でも簡単に接続できる「ワンタッチ接続アダプター」も付属しているので、幅広い車種に取り付けが可能です。

●純正スピーカーから手軽にグレードアップできるチューンナップトゥイーター「TS-T440 II」

TS-T440II
チューンナップトゥイーター「TS-T440II」

大口径2.9cmバランスドドームダイアフラムトゥイーターを採用するチューンナップトゥイーター「TS-T440 II」は、純正スピーカーと組み合わせることで手軽にサウンドのグレードアップが図れるすぐれもの。高品位ハイパスフィルターがクリアな高域を再生するとともに、可動式台座の採用により、中高域の音の指向性をコントロールして、自然な音場が再現できます。

新製品の発売は11月から。「最近愛車のサウンドにちょっと不満」なんて方は、ぜひ試してみてください。

(文:角田 伸幸)

【関連リンク】

カロッツェリア「カスタムフィットスピーカー」Fシリーズ
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/speaker/custom_fit_sp/ts-f1740-2_ts-f1640-2_ts-f1040-2/

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この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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