制作費は数百万円! タイのモンキーカスタムは日本以上に過激かもしれない【バンコクショー現地レポート】

日本ではまだあまり見かけないモンキー125のカスタム車も多数参加していました。タイでのモンキー125の人気の高さが伺えます。

ダウンマフラーが目を引く車両ですが、よく見るとローダウンされているだけでなく、ホイールも変更されています。

純正のスイングアームになんと6Jのホイールをインストール。専用スプロケットなどを用意すれば、ポン付けでこの太足を実現できるのは魅力的ですね。

ハンドルはキャブモンキー由来のくるくるハンドル。ただし、モンキー125はブレーキがディスクタイプなので、実際には折りたためません。

モリワキの限定車もホイールが変わっています。リムとハブはシルバーで、スペーサーはゴールドという仕様のホイールです。

徹底的に走れるモンキー125を目指してカスタムされた1台。フロントサスペンションはオーリンズのフロントダンピングキットでチューン済み。エンジンもSP武川製のキットが組み込まれており、羊の皮を被った狼仕様になっています。

ハンドルも攻めることができるようセパレートタイプをチョイス。メーター類も追加して、油温などを管理できるようにしています。

これでもか!というほどカスタムされたモンキー125。タンク、スクリーン、サイドカバーなどカーボンを張り込んで引き締まった印象になってます。

純正のエアクリーナーボックスにダクトを追加しています。

モンキー125はエアクリーナーボックスが大きいので、それを外してエアフィルターを装着している車両も見かけました。油温の上昇を抑えるオイルクーラーは、タイの気候を考えたら現地の定番カスタムなのでしょう。

モンキー125のメインフレームに、キャブモンキーのシートレールとグロムの足周りを組み合わせたキメラ仕様。Gクラフトのステッカーが貼ってありますが、スイングアームはGクラフト製ではありません。

ハンドル周りも抜かりなくカスタム。ミニバイクでは珍しいタイプのステアリングダンパーを装着しています。

日本のバイク雑誌でも取り上げられたKawaii Racing製作のモンキー125。風防にタンクペイント、各所のレッドアルマイトパーツが特徴的です。タンクにペイントされているのは、バンコクを中心に活躍しているBNK48です。

エンジンはインジェクションからキャブレターへ変更して、MJNキャブレターを組み込んでいます。アンダーカウルもタンクと同一のカラーリングとすることで、ロー&ロングを演出するのに一役買っています。

リヤホイールは6Jの迫力あるサイズ。OKDのリヤショックやリヤフェンダーの移設によって、ローダウンを追求しています。

くるくるハンドル&絞り気味ハンドルの合わせ技。