トップタイムはもらった!!井出有治、メガーヌR.S.カップでFSWを全開アタック!【モーターファンフェスタ2019】

■元F1ドライバー・井出有治さん、「メガーヌR.S.カップ」で初本気アタックin FSW!

2019年4月14日(日)に行われた「モーターファンフェスタ2019in富士スピードウェイ」の中のコンテンツ『ルノー・スポール・ジャンボリー2019 in MFF』で行われた「ルノー・スポール カップ」(タイムアタック)。まさに「タイムアタック日和」となったこの日、ルノー・ジャポン様からお誘いを頂き、井出有治さんが「メガーヌR.S.カップ」(広報車/フルノーマル)のステアリングを握りタイムアタックを行うことになりました。

『井出有治×メガーヌR.S. カップ×clicccar』といえば、2019年3月1日に千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイにて行われた試乗会記事「その1」「その2」「その3」の中、井出さんのインプレッションは忖度ゼロのベタ褒め! R.S.カップのあまりのデキの良さから「マジで欲しい!」と言っているほどです。

そんなお気に入りの「メガーヌR.S.カップ(1.8L)」で井出さんがタイムアタックをしたのは『Aグループ』、2L以上のルノー・オーナーさんたちと一緒です。前回、井出さんが試乗会時にR.S.カップに乗ったのは、弱ウェットの袖ヶ浦フォレストレースウェイを3周のみ。「今日はFSWのGPコースを完全ドライ路面で全開! 楽しみ〜!!」(井出)と、ノリノリでコースイン!

■2分04秒520! 元F1レーサー・井出有治はやっぱり速かった!!

まずはウォームアップラン×20分。1コーナーでのブレーキの感触や、GPコースでの「4コントロール(4輪操舵システム)」や「4HCC(4輪ハイドロリック・コンプレッション・コントロール)」のポテンシャルをチェック。

「壊しちゃいけない借り物マシン!?なので縁石も限界までは攻め切りませんでしたけど、低速コーナーでも100Rなどの高速コーナーでも、4HCCはキチンと減衰が効いていましたよ!」(井出)

そしていよいよ、計測有りのタイムアタック×20分!

「前回走った袖ケ浦とFSWでは絶対的なスピードの差も大きいけれど、メインストレートで最高速が出ているところからの1コーナーのブレーキングは、『ブレンボ製バイマテリアル・フロントブレーキローター』をもってしても2周目、3周目になるとさすがに多少、効きが悪くなってヒートはしてきちゃいました。それでもズボッと入っちゃうようなことはなかったです。ブレーキに関してもツルシの状態そのままでGPサーキットを全開アタックできるって、凄いですよね!」(井出)

周りは2L以上の中、279psのエンジンパワー的にはどうでしたか?

「FSWの超高速サーキットであるGPコースでも、このR.S.カップはクルマのポテンシャル(ボディ剛性だったりバランスだったり)に対して1.8L/279psのエンジンパワーが低く感じるくらい『クルマに余裕がある』感じ。ココを全開走行するならもっとパワフルなジャジャ馬感があってもいいかな〜。R.S.カップだとちょっと大人しいように思いましたね」(井出)。

それでもタイムを見て見ると…2分04秒520! ブッチギリのトップタイムを記録、さすがです! 実際、トップタイム狙っていたんですよね?

「他の方がどんなクルマでアタックするのか分からなかったし、2LのR.S.やA110とか、何台かは車高も低くなにやらイジってるっぽい速そうなクルマもチラホラ! それでもトップタイムは『いただきました〜!』(笑)」(井出)

2位との差…2秒093、大人げなくてスミマセン(笑)

「GPサーキットを『まんまノーマル』で走っても違和感なく行けちゃうって、やっぱり凄いですよね。袖ケ浦で走ったとき以上に、このR.S.カップの良さを感じました!」(井出)

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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