プロポーションは2000GT似? トヨタ「スープラ」A90型が1月14日にベールを脱ぐ

トヨタ自動車が2019年1月14日に開幕するデトロイトショーで正式公開を予定しているA90系「スープラ」。BMWとの共同開発による3.0L直6ターボエンジン(欧州仕様:340ps)を搭載、後輪駆動のFR方式を採用しています。

全長4,380mm x 全幅1,860mm x 全高1,290mm、ホイールベース2,480mmと、A80系よりも全長が短くなっており、そのプロポーションはどことなく、かつての名車「トヨタ2000GT」を彷彿させます。

同社はデトロイトショーで新型スープラを公開後、来年2019年前半から順次世界各国で販売を開始する予定で、量産第1号車をチャリティオークションに出品。高値が付くことが予想され、その収益を慈善事業に寄付するそうです。

先頃、独ニュルブルクリンクで開催されたVLN耐久選手権最終戦に「モリゾウ」こと、豊田章男社長のドライブで同車が登場して会場を沸かせるなど、新型のアピールにも余念がありません。

既に最終的な「走りの味付け」も終え、トヨタでは生産を待つばかりの状況。デトロイトショーでの同車の勇姿が期待されます。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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