100台限定のGRスープラ「RZ“Plasma Orange 100 Edition”」は「プラズマオレンジ」が印象的な「GR Supra GT4」の100台到達記念車

■アルカンターラ本革シートやマットブラック塗装の鍛造アルミホイールを装備

MTも追加され、ますますスポーツカーファンの心をかき立てているGRスープラ。現行スープラの中には、中古車でかなりのプレミアが付いている物件もわずかにあり、とくに限定車に顕著な傾向になっているようです。

100台限定のGRスープラ「RZ“Plasma Orange 100 Edition”」
100台限定のGRスープラ「RZ“Plasma Orange 100 Edition”」

そんな中、TOYOTA GAZOO Racingが2023年4月28日に発表した特別仕様車の「RZ“Plasma Orange 100 Edition”」も100台限定の抽選販売になります。

この特別仕様車は、カスタマーモータースポーツ車両である「GR Supra GT4」の累計生産台数が100台に到達したことを記念して設定されました。なお、「GR Supra GT4」は、レース参戦者に向けた販売車両で、一般道の走行は不可となっています。

「RZ“Plasma Orange 100 Edition”」のイメージ
「RZ“Plasma Orange 100 Edition”」のイメージ

特別仕様車の“Plasma Orange 100 Edition”の抽選申込みは、2023年5月8日から6月4日まで「GR Garage」店頭限定での受付(中古車専門店の「GR Garage 袋井店」をのぞく)。商談は6月中旬から順次開始され、デリバリー開始は、2023年秋以降の予定になっています。

鍛造アルミホイール(マットブラック塗装/センターオーナメント付)
鍛造アルミホイール(マットブラック塗装/センターオーナメント付)

同限定車は、「RZ」グレードのZF製のAT仕様がベース。エクステリアは、ソリッドな質感と燃えるような鮮やかさが目を惹く専用ボディカラーで、車名の一部でもある「Plasma Orange(プラズマオレンジ)」が目を惹きます。スープラといえば、赤系というイメージを持っている方も多いと思われますが、同スポーツカーの純粋なスポーティさを表現したそうです。

マットブラック塗装の鍛造アルミホイール、ブラック塗装ブレーキキャリパー(フロントにGRロゴ入り)が、足元をレーシーに引き締めています。

レース車両の「GR Supra GT4」
レース車両の「GR Supra GT4」

一方のインテリアには、ブラックのアルカンターラ本革シート(シートの一部に人工皮革を使用)が用意されていて、内外装の赤と黒のコーディネイトも印象的。さらに、助手席前方に“Plasma Orange 100 Edition”のカーボンオーナメントが配されていて、特別なモデルであることを主張してます。

「RZ“Plasma Orange 100 Edition”」のシート
「RZ“Plasma Orange 100 Edition”」のシート

この特別仕様車「RZ“Plasma Orange 100 Edition”」は、5月3日から5月4日まで富士スピードウェイで行われるSUPER GT 2023年第2戦の富士「FUJIMAKI GROUP FUJI GT 450km RACE」のTGRブースに展示されますので、気になる方は要チェック。

同限定車も抽選なので運頼みになりますが、幸運な方はぜひ愛車として大切に付き合っていただきたいものです。

“Plasma Orange 100 Editionの専用プレート
“Plasma Orange 100 Editionの専用プレート

●価格:760万円

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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