メルセデスの果てしなきスピードへの挑戦!【OPTION1982年7月号より・後編】 

松本恵二、AMGを駆ける!

「メルセデスのいいところは古さを感じさせないところ。空力が進んでいるから風切り音もしないし、エンジンも静か。でもサルーンだから200km/h以上では高速性はちょっと。これをAMGの足まわりキットやスポーラーで固めるとグッと安定する。エンジンも軽いヘッドチューンで500SEクラスなら240km/h。高速巡行性が国産に比べて抜群だね!」

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超高級車、いつかはベンツ! この時代には、まだまだメルセデス・ベンツは若者には手の届かない憧れのクルマでした。AMG仕様になると、スーパーカーの部類になり、なおさら。しかし、OPTは国産チューンドに拘りがあります。敵を知り、強さを感じ、活かす。それも大事だったんですね。

[OPTION 1982年7月号より]

(Play Back The OPTION by 永光やすの)

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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