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AMG仕様が国産チューンド、最大のライバルか!?
超高級車でもSPL仕様が大人気
チューンド・メルセデス「AMG」
突如、レース界に話題を投じたのが1971年のフランコルシャン24時間耐久レースだった。「AMG」とレタリングされたレース仕様の300SEL6.3が2位を獲得し、たちまち姿を消した。「メルセデスがレース復帰か」と報道されたほどだ。
そして1978年にはモンツァのレースに450SLCが出場して3位入賞した。
AMG社とは3人のパートナーの頭文字だった。メルセデスのチューニングワークスだが、ストリート用のスペシャル版も手掛けている。エンジンチューニング、内外装のグレードアップを施し、さりげないスタイルでポルシェをぶち抜こうというメルセデス・エンスージャストのための会社である。
スペシャル・メルセデスといえば、B+B社のCW311もある。実験車C111-3をロードスポーツ用に開発したような、斬新かつエキサイティングなスタイルだが、B+B社はコーチビルダーである。このCW311のV8/6.3LもAMGでチューンされている。