スポーツカーみたいなSUV、ハンドリングを磨いたニュー・スバルXV試乗記

2015年の東京モーターショーで初公開された、大幅改良を受けたスバルXVの最新バージョン。

イメージカラーとして新色のハイパーブルーを設定した新型XVを、山梨県・河口湖付近の公道において試乗をすることができました。

XV2016rear

ステアリングを握ったのは、まさに新色のハイパーブルーをまとった最上級グレード「XV2.0i-L EyeSight」。

といっても、2.0リッター4気筒ボクサーエンジン、リニアトロニック(CVT)、アクティブトルクスプリットAWDといったパワートレインはXVガソリン車の全グレードで共通。そのほかにパフォーマンス寄りのハイブリッドも用意しているのも、以前と同様です。

湖畔のラフロード(といっても、キャンプ場への取付道路)に乗り入れ、最低地上高の余裕が生み出す安心も実感できましたが、基本的には河口湖や西湖といった富士五湖の周囲にあるクネクネとした一般道が試乗ステージ。

果たして、新型スバルXVは、どのような乗り味になっているのでしょうか。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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