新たに、フロントバンパーの両脇に配されたL字型クロームメッキのパーツやヒネリを効かせたヒトデ型アルミホイールが象徴するように、大幅改良により「アグレッシブで躍動的なエクステリア」となっています。
が、新色のハイパーブルーが示すように、そのアグレッシブさはハード系ではなく、あくまでもカジュアル風になっているのが、実際に対面して強く感じるキャラクター。
そうしたカジュアルさ、オレンジステッチを施されたステアリングホイールも示しているように思えます。スポーティなクルマではお約束ともいえるレッドステッチではなく、オレンジを選んだセンスが、XVならではといえる「走りの愉しさ」を連想させるというわけです。
といっても、オレンジステッチの入ったステアリングを動かせば、そのルックスからイメージできない切れのいい走りを見せます。ラフロードを意識して200mmとロードクリアランスを高めていますが、それによるネガは一般道の速度域では、まったくと言っていいほど感じられないのです。