【東京モーターショー15】マツダスポーツコンセプトはロータリーエンジンだった!

東京モーターショーを翌日に控えた2015年10月27日、マツダは自動車専門メディアや自動車評論家を集め、あるプレゼンテーションを行いました。

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そこで、事前に告知されていた明日の東京モーターショーで発表する「マツダ・スポーツ・コンセプト」はロータリーエンジンを搭載する、と明言しました。

マツダは、1960年代に総合自動車メーカーとして、あらゆる可能性を検討した結果、ロータリーエンジンの開発、実現が必須と考え、それを実行して発売しました。

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その結果、自動車メーカーとして存続したという結果ももたらしましたが、経営危機の原因となったとも言われています。

しかし、そのロータリーを開発したスピリットは現在のSKYACTIVを実現する原動力ともなったはずです。

そして、マツダ好調のいまも、その精神は捨てていないということを今回のモーターショーで発表する「スポーツカー」のコンセプトで明言するのです。

そのロータリーエンジンはSKYACTIV-R。そうです、ロータリーのRです

もちろん、そのまとうスタイルは新しい世代の魂動(KODOU)デザイン。

「もし発売するとすればいつ?」という質問に「ロータリー発売50周年の2017年を経て、東京オリンピックイヤーでありマツダ創立100周年の2020年だったら美しいですね」という回答を得ました。

その時期はともかく、発売を前提としているマツダ・スポーツ・コンセプトであるということが、非常に期待感を持たせてくれました。明日の朝一のマツダプレスブリーフィングが楽しみです。

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帰り際にいただいたお土産は「ローター型文鎮」でした。これはマツダの始新世を社内で継承するためのマツダ短大で製作されたそうです。一度終わったかに見えたマツダのロータリーエンジンは、私たちが想像する以上にマツダの中で重要で、将来を支えていくものなのかも知れません。

(clicccar編集長 小林 和久)

この記事の著者

編集長 小林和久

編集長 小林和久 近影
子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野でクルマが見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)クルマの知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端なクルマがホントは好き。