ゴルフGTEはひつまぶしのように異なる3つの味わいが楽しめる

最後はハイブリッドモード。なぜ、このモードが最後になったのかというとEモードで電池を使い切ったからです。

したがって、バッテリーチャージモードで走行しました。充電を優先させたため、エンジンが掛かっている時間が長くなりましたが、街乗りで約10kmの間バッテリーチャージモードで走行していると、高効率なバッテリーはどんどん充電され、15km走行可能まで充電されました。

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今回はEモード で市街地と高速道路。そしてGTEモードで高速道路、HVモードで市街地走行を行いましたが、どのシーンにおいても絶妙にセッティングされた足回りによって走りを楽しむことができました。

最初は充電器がチャデモ対応ではないということがネガに思えましたが、モードを切り替えることで走行中にバッテリーは充電可能なので、EV特有の電欠の恐怖を味わうこともなく、それほど不便さは感じないのではないでしょうか。

退屈なエコカーではなく、シーンによって走りの変わるプラグインハイブリッドのゴルフGTEは、ひつまぶしのような3つの走りが楽しめる新しいエコカーだと言えますし、プラグインハイブリッドカーが特別なものではないと実感できます。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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