レクサス「RC F GT3 concept」をワールドプレミア

昨年の東京モーターショーで披露されたレクサス「RC」には多くの来場者が集いましたが、ジュネーブモーターショーでは、高性能クーペの「RC F」をベースにしたレーシングカーのコンセプトモデル「RC F GT3 concept」が世界初公開されます。

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ボディサイズは全長4705×全幅2000×全高1270mmで、エンジンは「RC F」のV8エンジンがベース。最高出力は540ps以上で、車両重量は1250kgと非常に軽くなっています。

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モータースポーツ分野をさらに強化する方針を掲げるトヨタでは、グローバルでの活動においては、FIA公認の国際レース規格である「GT3」に対応した車両を2015年から供給を開始。

GT3規格の車両が出場できるレースには、欧州の「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」をはじめ、日本国内の「SUPER GTやスーパー耐久など数多くあります。

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これらのレースに参戦する世界中のチームへ車両供給を開始するべく、2014年はテスト走行を実施し、FIAが定める GT3のホモロゲーション取得に向けた車両開発を進めるとしています。

「RC F GT3 concept」はGT3規格に則って開発されており、今後のトヨタのモータースポーツの主役になります。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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