車中泊がすぐにできる!フルフラットになるおすすめ車種10選

●フルフラットになる車は車中泊が超快適!

車中泊は自宅でも楽しむことができます。
中でもフルラットの車は車中泊を快適に過ごすことができるのです。
「フルフラットになる車」とは、シートを倒したり跳ね上げたりして、平らなスペースを作ることができる車のこと。
特に何かしらの工夫を凝らすことなく、そのまま布団や寝袋を敷いて寝ることができるので、まさに車中泊にうってつけの車といえます。
しかし商用車を除いては、本当に真っ平らなスペースを確保できる車はあまりないのが現状です。探そうにも、たくさんある車の中から見つけるのはなかなか大変だと思います。
そこで現在新車で販売されている車、そして過去に販売されていた車の中から、フルフラットになる車をピックアップしてみました。それぞれの簡単な紹介も記載しますので、快適な車中泊を実現したい方はどうぞ参考にしてください。

■新車で買えるフルフラットになる車種7選

・ホンダ N-VAN

 

ホンダ N-VAN
ホンダ N-VAN
ホンダ N-VAN
もうひとつN-VANの特徴は、左サイドのセンターピラーがないことで、左側からの乗降は圧倒的にしやすい。

助手席と後部座席を倒すことで、長さ250cmを超えるフルフラットなスペースを作り出すことができる軽商用車。運転席は倒せないので一人分のスペースしかありませんが、身長が高い方でも足を伸ばして寝ることができます。

ホンダ N-VAN
助手席とリヤ席を完全フラットにできる。燃料タンクを前席下に置いて後部フロアを低くできたためだ。

VAN(バン)と名付けられながらも、丸目LEDヘッドライトやいくつものボディカラーが用意されており、まさにオシャレな道具といったキャラクター。軽自動車の中でもとくに車中泊に向いている一台です。

 

・ホンダ フリード+(プラス)

ホンダ フリード プラス
ホンダ フリード プラス

ホンダのフリードには3列シートの「フリード」と、2列シートの「フリード+(プラス)」の2種類があります。この2つのうち、荷室がフルフラットになるのは2列シートのフリード+の方です。

ホンダ フリード プラス
ホンダ フリード プラス 室内

ほんの少しだけ段差がありますが、2人並んで寝ることができるベッドスペースが確保できます。そのうえで床下にたくさんの荷物を収納できるので、長期の車旅にも対応できます。このように収納が充実しているかどうかも、要注目のポイントです。

ホンダ フリード プラス
ホンダ フリード プラスの荷室開口部寸法。荷室フロアが低いのは、やはり燃料タンクが前席下に移り、スペアタイヤもなくしたため。

 

・トヨタ シエンタ FUNBASE(ファンベース)

トヨタシエンタ ファンベース
トヨタシエンタ ファンベース

3列シートの「シエンタ」を2列シートにしたのが、こちらの「シエンタ FUNBASE」になります。ホンダのフリード+の競合車種で、フロント・リアの独特なデザインが印象的な車です。

トヨタシエンタ ファンベース
トヨタシエンタ ファンベースの室内。本来人が収まる3列目をなくして2列シート化し、車中泊スペースに充てることを狙って追加されたモデルがファンベースだ。

若干の段差はあるものの、荷室の長さは最大で200cmを超えるので、ちょっと工夫をするだけで快適な車中泊ができるようになります。床下のデッキアンダートレイが、小物類の収納に非常に便利。

 

・日産 NV200 バネット

日産NV200バネット

スペース効率に優れる、日産のミドルサイズの商用車(乗用モデルもあります。)で、車中泊にもってこいの車。後部座席を前方に倒すことで、長さ183cm、幅150cmの広いスペースを確保することができます。

また、専用のベッドキットを装備して車中泊の快適性を向上させた「マルチベッドワゴン」という特別仕様車もラインナップ。大きすぎず取り回しやすいボディサイズで、自由気ままな車旅をサポートしてくれます。

日産NV200バネット マルチベッドワゴン
日産NV200バネット マルチベッドワゴン。これはオーテックジャパン扱いの特別モデルとなる。
日産NV200バネット
このクルマに合わせて専用設計されたベッド。
日産NV200バネット
収容時はこのようになる。

 

・ホンダ シャトル

ホンダシャトル
ホンダシャトル

3代目のフィットをベースに車体後部を延長したワゴンです。
後部座席を倒すと、最大で184cmの長さがあるフルフラットなスペースを確保可能です。地面から荷室までの高さが54cmと低床で、リヤゲートからの乗り込みもラクラク。
床にはカーペット生地が使用されているので、最初からある程度のクッション性を持っているのも特筆すべきポイントです。近未来感のあるサイバーな印象のデザインも魅力的で、フルフラットになる車の中でもとくにスタイリッシュな車であると言えます。

ホンダシャトル
後席をたたむとこれだけフラットになる。
ホンダシャトル
ホンダシャトルの室内

 

・トヨタ ハイエース

トヨタハイエース
トヨタハイエース

キャンピングカーを除くと、車中泊ができる車としては最強に近い一台です。後部座席を倒さずとも、長さ約185cmにもおよぶフラットなスペースが備わっています。

車中泊の快適性をアップできるようなアフターパーツがたくさん販売されているのもハイエースの良いところで、自分なりにカスタマイズする楽しみにあふれている車です。

トヨタハイエース 室内
これは商用モデルで後席スペースがほどほどなので、なおのこと荷室が広い。
トヨタハイエース
車体の長さからも車室後部のスペースの広大さが予想できる。

 

・日産 NV350 キャラバン

日産NV350キャラバン
日産NV350キャラバン

ハイエースに真っ向から挑戦状を叩きつけるようにして生まれたライバル車種。荷室のサイズはハイエースとほぼ同じで、車中泊の快適性は同レベルであると言えます。
外観にはそれぞれの特徴がよく表れており、直線的なデザインのハイエースに対して、「NV350 キャラバン」はサイドのプレスラインも含め、若干曲線を意識した仕上がりとなっているのが特徴です。

日産NV350キャラバン 室内
日産NV350キャラバン 室内
日産NV350キャラバン リヤ
日産NV350キャラバン。細部を見れば違いはあれど、外観は全体的にはトヨタハイエースとそっくりだ。

 

■過去に販売されていたフルフラットになる車種3選

・ホンダ モビリオスパイク

ホンダ モビリオスパイク
ホンダ モビリオスパイク

2008年5月まで販売されていた2列シートの車で、3列シートの「モビリオ」の派生車種。スクエアなボディ形状とスペース効率を重視した設計で、広大な荷室を作り出せるのが特徴です。

ホンダ モビリオスパイク
ホンダ モビリオスパイクの室内。サイドから見て3つ目のガラスを埋め、その内側を収納スペースに仕立ててある。後ろ斜め視界は悪くなるが、車中泊時のもの入れスペースには活用できる。

後部座席を倒すと、長さ180cmを超えるほぼ完全にフラットなスペースがあらわれます。当時から車中泊がしやすいことで話題になっており、遊べる車として人気がありました。

 

・日産 エクストレイル(初代・2代目)

日産エクストレイル 初代
初代の日産エクストレイル。当時のサニーをベースに仕上げられた、いまでいうSUVのライト級モデル。エントリー価格は200万を切っていた。

現行の「エクストレイル」はフルフラットになりませんが、過去に販売していたモデルは荷室が完全なフルフラットになります。実はフルフラットになるSUVは珍しく、そういう意味でもエクストレイルは貴重な存在と言えます。

荷室には防水の素材が使用されているので汚れにも強く、雪にまみれたスノーボードや泥だらけのマウンテンバイクを積んでも大丈夫。まさにアクティブな使い方をするための設計が施された車です。

初代エクストレイルの室内。
初代エクストレイルの室内。車室スペースは外観サイズなりだが、決して小さいサイズでもないので狭いわけでもない。初代エクストレイルの特徴はセンターメーターだった。
2代目エクストレイル
2代目エクストレイル。外観は初代イメージを大きく継承する。
2代目エクストレイルの室内。インテリアデザインも初代を受け継いだ。初代も2代目も、内装材はプラスチックか合成ビニールを多用し、アウトドアユースで汚れても清掃しやすくしていた。

 

・ホンダ エアウェイブ

ホンダ エアウェイブ
ホンダ エアウェイブ。

かつて大流行した、ステーションワゴンタイプの車。当時販売中だった初代フィットがベースでした。
キリッとした表情と伸びやかさを感じさせるエクステリアが特徴です。積載性に優れているので、この車をベースとした商用車(ホンダパートナー)が今もビジネス用途で活躍しています。

ホンダ エアウェイブ 荷室フラット
センタータンクレイアウトで得られたビッグなキャビン&荷室は、ワゴン型でこそ活きた。通常ならタンクになる部分に後席が低く収まるので完全なフラット化が可能になったのだ。

後部座席を倒すと、全長181cmもあるフラットな就寝スペースが完成。荷室の幅も130cmあるので、2人並んでの車中泊も可能です。

 

●これらの車なら買ったその日に車中泊が可能!

荷室がフルフラットになり、かつ足を伸ばして寝るのに十分なスペースを備えている車は、自宅で車中泊を楽しむのにも大いに役立ってくれます。
もしそのような使い方をしたいのであれば、車を選ぶときにはシートアレンジをしっかり確認するようにしましょう。
快適な車中泊ができる車はきっとあなたにとって心おどる空間となり、これまでのライフスタイルをより一層楽しくしてくれるはずです。

(斎藤 純平)


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