プジョー208が5ドアにも1.2リッター3気筒エンジン採用、燃費はリッター19.4km

2012年9月に生まれ変わったプジョー208が日本上陸してから1年ちょっと。2014年1月、ついにプジョーの最新パワートレインである「PureTech(ピュアテック)」を搭載したグレードが本格展開をはじめます。

これまで3ドア・5MTグレードだけに搭載されていた最新の1.2リッター3気筒エンジン「EB2」が5ドアにも拡大、さらに5MTをベースとした2ペダル「ETG5」を搭載しています。

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これら1.2リッター3気筒エンジン(EB2型)、ストップ&スタート機構、「ETG5」 を組み合わせたパワートレインの総称が 「PureTech(ピュアテック)」と呼ばれています。

今回、3ドアモデルの「208 Allure」、5ドアの「208 Premium」と「208 Cielo」に「ピュアテック」が新搭載されました。3ドアは2ペダルグレードを追加、5ドアは1.6リッター4気筒エンジン+4ATからの変更という風に見ることもできます。

最新のダウンサイジングエンジンと高効率なETG5の組み合わせによりJC08モード燃費は19.4km/Lへと大幅に燃費性能を向上させています(マイナーチェンジ前のモード燃費は13.4km/L)。 

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また、ピュアテック搭載グレードには、ブラック・リアルーフスポイラーやパドルシフトを標準装備しています。

メーカー希望小売価格は、「208 Allure」が202万円(5MT・アイドリングストップなし)、212万円(ETG5)。5ドアの「208 Premium」は216万円、「208 Cielo」は240万円と従来から価格据え置きとなっています(いずれも消費税込み)。

なお、1.6リッター4気筒ターボエンジンを搭載する208GTi、208XYは引き続きラインナップされています。

●208 Premium 主要諸元
全長:3690mm
全幅:1740mm
全高:1470mm
ホイールベース:2540mm
車両重量:1090kg
エンジン形式:直列3気筒DOHC
総排気量:1199cc
圧縮比:11.0
最高出力:60kW/5750rpm
最大トルク:118Nm/2750rpm
JC08モード燃費:19.4km/L
タイヤサイズ:195/55R16

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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