プジョー208GTiはあの205GTiの再来か!? 2013年7月に発売開始!

「GTI」といえばゴルフ、「GTi」といえばプジョー。後者は205を思い浮かべるか206か207かは世代によって異なるでしょう。1972年生まれの私は、1984年登場の205GTiを街中で見たのは新車よりも中古車の方が多かったかもしれません。

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小粋というよりもかなり辛口なプジョーのホットハッチといえば、やはり205GTiが代表格なはず。プジョー208は、ボディのダウンサイジングも敢行されましたから、真の意味でのGTiの復権には最適な素材といえるでしょう。

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「208GTi」が初披露されたのは昨年9月のパリモーターショーで、7月1日から「208XY」と併せて発売が開始されます。「208GTi」は、1.6L直列4気筒DOHCターボを搭載し、200ps/6000rpm、275Nm/1700rpmという現代のホットハッチにふさわしいスペックを実現。

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外観では、グリル下側の赤いラインやリヤクォーターピラーやリヤゲートに用意される「GTi」専用エンブレムが目を惹きます。ツインスポークの17インチアルミホイールからのぞく赤いブレーキキャリパーや横長のエキゾーストフィニッシャーもらしさ満点ですね。

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インテリアは見るからにホールド性の高そうなバケットタイプで、ブラックナッパーレザー/ファブリックのシート表皮と赤いアクセントが与えられています。

パリモーターショーでの反響が大きく、待ちに待ったという方も少なくないでしょう。気になる価格は299万円で、右ハンドルの6MTのみの設定です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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