やはり補助金効果絶大? 上半期新車販売が+56%増しに !

先日の記事「販売低迷から息を吹き返す大変動の国産車事情とは?」で震災後に回復を見せる国内新車販売状況をお伝えしましたが、日本自動車販売協会連合会が発表した最新情報によると、軽自動車を除く国産乗用車の上半期(1~6月)新車登録台数が前年同期比56%増の166万5283台となっており、復調ぶりがいっそう鮮明になって来ました。(グラフを参照)

 

コンパクトカーで販売台数1~3位を独占するプリウス、アクア、フィットなどエコカーの貢献が大きく寄与しており、補助金の効果と相まって国内全体の新車販売台数を大きく押し上げている構図。この現状は震災前の2010年の同期実績156万台をも上回る状況となっています。

軽乗用車も同様に伸びており、国内における新車販売は今のところ急速な回復ぶりを見せていると言えそうです。

■日本自動車販売協会連合会
http://www.jada.or.jp/index.html

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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