マツダの大ヒットエンジン「SKYACTIV」の生産能力を80万台に倍増!

フルSKYACTIVを採用した新生代SUV「CX-5」の増産を発表したマツダですが、同時に「SKYACTIV」のガソリンエンジン「SKYACTIV-G」とディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」についても増産を発表しています。

本社エンジン工場の年間生産能力を2012年10月に40万基から80万基に増強するということで、一気に倍増です。とくにディーゼルは年内に発表される次期アテンザへの搭載もウワサされているだけに、生産規模の拡大は必至ということなのでしょう。

そして、マツダSKYACTIVエンジンの増産はこれで終わりではありません。2016年にはグローバル販売目標台数170万台のうち「SKYACTIV技術」の搭載車比率を80%にする計画ということですから、まだまだSKYACTIVエンジンの増産が必要ということ。

生産増により、さらに熟成が進み、あらゆる面で進化することが期待できます。

■マツダ、「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-D」の年間生産能力を80万基に増強(マツダ)
http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2012/201207/120703a.html

(山本晋也) 

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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