クルマの意外な「あるあるトラブル」に注意!フロントガラスにサンシェードを装着したらドラレコが故障した?

■クルマの寿命が近くなくても意外なトラブルが起きる!?

たとえ新車であっても、トラブルが起きないとは限らない…
たとえ新車であっても、トラブルが起きないとは限らない…

よくあるクルマにまつわるトラブルといえば、タイヤのパンクやバースト、バッテリーが上がってしまうなどをイメージする人が多いでしょう。

これらは、基本的にはタイヤやバッテリーの劣化が主な原因と考えられます。そのため、「新車であればよほどのことがなければトラブルは起きない」と高をくくってる人も多いかもしれません。

しかし、たとえピカピカの新車であったとしても、トラブルが起きる可能性は十分あります。そんな、まさかのトラブルを紹介します。


●車内が暑くなりすぎてドラレコが故障した

サンシェードで反射した熱をドライブレコーダーが受け続けて故障してしまうこともある
サンシェードで反射した熱をドライブレコーダーが受け続けて故障してしまうこともある

今では、当たり前のように普及しているドライブレコーダー。万が一の交通事故やあおり運転といったトラブル時に証拠となる大切なものです。3万円以上することもざらにありますが、真夏に車内が暑くなりすぎると壊れてしまうこともあるようです。

強い日差しを避けるために、フロントガラスにサンシェードを装着している方は要注意! サンシェードで反射した熱をドライブレコーダーが受け続けて、故障してしまうこともあるそうです。

ドラレコの部分だけ太陽光が反射しないように作られたサンシェードの使用や、放熱を助けるヒートシンクの取り付けによって、事前に壊れないよう対策することが肝心です。


●マイカーでないクルマなら要注意! 燃料の入れ間違い

ガソリンには大きく分けて、「レギュラー」「ハイオク」「軽油」がある
ガソリンには大きく分けて、「レギュラー」「ハイオク」「軽油」がある

価格が安いことを理由に利用している人も多い、セルフ式ガソリンスタンドでも注意したいことがあります。

軽自動車に軽油を入れてしまうなど、信じられないような燃料入れ間違いのトラブルも起きています。

ペーパードライバーの友人や家族にクルマを貸す際や、レンタカーに給油する際などは、よく確認したいですね。給油口の蓋や車検証、クルマの取扱説明書には、給油する燃料の種類が書いてありますよ。


●エンジンルームに猫がいることに気付かず、エンジンをかけてしまった

とても痛ましい悲惨なトラブルも起こっています。エンジンルームに猫が侵入していることに気付かず、普段通りエンジンをかけてしまったというものです。とくに、寒い日は要注意で、猫が寒さを和らげるため、エンジンルームに逃げ込んでいることがあります。

野良猫が多い地域では、逃げてもらうためにボンネットを軽く叩く癖を付けるとよいでしょう。この動作は日産自動車によって「猫バンバン」という名前がつけられており、SNS等でも普及活動がされています。

ちなみに、子猫は小さな隙間にも入り込めてしまうため、サスペンションのロアアームの上や樹脂製バンパーの内側、トランスミッションの隙間にいることもあります。


●電池切れではないのにスマートキーが使えない

電波干渉を受けると、スマートキーが正常に機能しないことがある
電波干渉を受けると、スマートキーが正常に機能しないことがある

「えっ⁉ 故障?」と思わず混乱してしまうものが、電池切れではないのにスマートキーが使えないトラブルです。うまく機能しない理由は いくつか考えられます。

代表的な事例が電波干渉です。スマートキーから発する電波と似た周波数の電波が近くで発せられていたら、電波干渉を受けてスマートキーがうまく機能しないことがあるようです。

また、そのほかにも半ドアであることやスマートキーの電池切れ、クルマのバッテリー上がりなどが考えられます。半ドアであればドアを閉めなおすことで、スマートキーの電池切れであれば物理キーを使用することで解決します。クルマのバッテリーが上がってしまっている場合は周囲のクルマに助けてもらうか、ロードサービスを呼ぶことが必要になります。


●ドアを閉める音でトラブルになったケースも

騒音トラブルもおおごとになりかねません。爆音で音楽を流しているクルマはもちろん、ブンブンブーン、ドドドドなどのエンジン音やマフラー音が騒音となるケースもあります。ドアを勢いよく閉めすぎてバンッと大きな音が鳴り、ご近所騒音トラブルになった事例もあるようです。

ドアの閉める音を最小限に抑えるためには、手でドアの取っ手を持ったまま閉じるまで離さないといいそうです。そして、最後に少し手に力を入れてグイッとドアを押し込むイメージで閉めると、カチャンと小さな音しか聞こえません。

早朝や深夜も気をつけたいですが、日中でもドアを閉める音で赤ちゃんが起きてしまい、それが何回も続くと、ご近所トラブルに発展することも。ちょっと意識してみると、よいかもしれませんね。

(鈴木 僚太[ピーコックブルー])

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