VW次世代EV「ID.7」、最終市販型プロトタイプを撮った!

■MEBプラットフォームを採用、ホイールベースの長さは2,969 mmで、広々としたキャビンを提供

フォルクスワーゲン(VW)は、ラスベガスで開催された「CES 2023」にて次世代EVセダン「ID.7」プロトタイプを初公開しましたが、その市販型をカメラが捉えました。

Volkswagen ID.7 grey 10
VW ID. 7 市販型プロトタイプ スパイショット

CES 2023で公開されたプロトタイプでは、ヘッドライトやバンパー周辺を偽装していた他、ボディ全体をデジタルカモフラージュしていました。

しかし、ラスベガスから遠く離れたフィンランドで捉えたプロトタイプは、シンプルなムーンストーングレーの塗装で、ボディパネルの大部分は完全に覆われていません。

Volkswagen ID.7 grey 16
VW ID. 7 市販型プロトタイプ スパイショット

このプロトタイプで唯一のカバーは、フロントエンドです。グリルはステッカーのように見えるほか、バッジはカバーされ、カモフラージュはヘッドライトまで伸びています。

しかし、バンパー形状はより鮮明に見え、キャビンの形状、ホイールアーチの上に配置されている流れるようなキャラクター、セミフラッシュのドアハンドル、サイドシルなどが確認できるほか、アロイホイールもCES2023のものとは異なっていることから、最終市販型により近いと言えるでしょう。

Volkswagen ID.7 grey 14
VW ID. 7 市販型プロトタイプ スパイショット

そのほか、LEDヘッドライトはパサートを模倣しており、後部ではテールライトのグラフィックを隠し、ダミーの排気管を装備していますが、クラムシェルボンネット、プロポーション、および空力的なシルエットは、これがIDシリーズであることを示していると言えそうです。

キャビン内では、新設計の15インチのインフォテイメントスクリーンを搭載、温度と音量を制御するための照明付きスライダーが下部に配置されます。そのほかの技術的特徴で、デジタルインストルメントクラスター、拡張現実ヘッドアップ ディスプレイ、キャビン内の特定の領域に温風または冷風を送る「スマートエアベント」を備えた、最新鋭の空調システムを装備します。

市販型では、VWの「モジュラー・エレクトリック・ドライブ・マトリックス」プラットフォーム(MEB)を採用。ホイールベースの長さは116.9インチ(2,969 mm)で、広々としたキャビンが期待できます。また、WLTPサイクルで最大700km(435マイル)の航続距離を実現します。

ID.7市販型は2023年第二四半期にデビュー予定となっており、セダンの後にはワゴンボディ「ID.7 ヴァリアント」の導入が噂されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO

APOLLO 近影
アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?