BMW「アルピナ B5 GT」世界250台限定発売。日本導入台数は貴方の「声」が決める!?

■アルピナ史上最強のV8ビ・ターボエンジンを搭載

アルピナ B5 GT リムジンの俯瞰目ビュー
アルピナが世界250台限定で販売する高性能モデル「B5 GT」

BMW車をベースに、少量生産・少量販売にこだわりながら珠玉のマシンを手掛けてきたアルピナ。ブッフローエから送り出されるそのクルマには、いつも「洗練」という形容が最も似合うキャラクターが与えられています。

そのアルピナが2023年1月23日、BMW5シリーズをベースにした高性能仕様「B5 GT」を本国で発表しました。世界250台限定の特別モデルであり、4ドアセダンの「リムジン」とワゴンの「ツーリング」がラインナップされています。

●ひと目で違いが分かるボンネット

アルピナ B5 GTのエンジンコンパートメント
B5 GTは最高出力634ps/最大トルク850Nmの4.4リッターV8ビ・ターボを搭載

「B5 GT」最大のハイライトは、“アルピナ史上最もパワフル”なドライブトレインを搭載している点。痛快で透明感のある吹け上がりに定評のある4.4リッターV8ビ・ターボエンジンは、いよいよ最高出力634ps/最大トルク850Nmという圧倒的なパフォーマンスを叩き出すまでに鍛え上げられました。

なお、この「性能差」を主張するように、B5 GTのボンネットには力強いキャラクターラインが追加されていて、他モデルとの違いがひと目で分かるようになっています。

「B5」比で+13ps、+50Nmのパフォーマンスは「エアインテーク・ダクトとエアインテーク・サイレンサーなどを見直し空気の流れを最適化」、「エンジンのソフトウェアとブースト圧を変更」といった施策により実現したということです。

アルピナ B5 GT ツーリングのサイドビュー
アルピナ B5 GT ツーリングは、リヤの車高をやや下げることでロールを最適化した

組み合わされるZF製8速スポーツ・トランスミッションも、高トルク化にあわせて調整。ローンチ・コントロール機能にも手が入れられている模様で、これまで以上に痛快な加速感を味わえる予感がします。

ちなみに、同社が公表している加速性能数値は次のとおり。

0-100km/h加速:3.4秒(ツーリングは3.6秒)
巡航最高速度:330km/h(ツーリングは322km/h)

さらに、ツーリングモデルはリヤの車高をわずかにローダウンすることで低重心化が図られています。最適なリヤ側のロールを生み出すための施策であり、細やかなアルピナ流の設計思想はこういうところにも表れています。

●アルピナらしさ満点の特別なホイール

アルピナ B5 GTのホイール
いかにもエレガントな色合いを採用するB5 GTのホイール

20インチの鍛造ホイールも「B5 GT」の専用デザイン。「マロン・ヴォルチャーノ」と呼ぶブラウン味を含んだ色合いは、ゴージャスなのにどこか控えめ。この配色の妙にもアルピナらしさが感じられます。

ボディカラーは、伝統的なアルピナブルーとアルピナグリーンに加え、ペトロール・マイカ(深いブルー)、ベルデ・ブリティッシュ・レーシング(グリーン)、チョーク(ホワイト)、イモラレッド、デイトナ・バイオレット、アークティック・レース・ブルーの6色がオプションとして用意されています。

アルピナ B5 GTのセンターコンソール
アルピナ B5 GTのセンターコンソールとエンジンルームには特別なプレートを配備

内装も一見して“特別”。ヘッドレストには、テーマカラーの「マロン・ヴォルチャーノ」でB5 GTのロゴが刺繍されています。このマロンカラーはインテリア全体の雰囲気を引き締めるアクセントカラーになっていて、ステアリングやシフトパドルにはその色に馴染む色合いが採用されています。

もちろん、センターコンソールとエンジンルームには、このクルマがまごうことなき世界限定250台のアルピナであることを証明するプロダクションナンバー入りプレートが配されています。

●気になる日本への導入台数は・・・

アルピナ B5 GT
アルピナ B5 GTは、これまで通りの“純ブッフローエ製マシン”が欲しいユーザーにとって見逃すことのできない1台となるはず

ところでこのB5 GT、アルピナの日本総代理店であるニコル・オートモビルズによると「現在日本向け生産枠の調整と、日本仕様の選定を行っており、導入時期および車両価格は改めてのご案内」になるとのこと。

アルピナファン率が世界トップレベルで高い日本に向けて、いかに多くの枠を確保できるか鋭意調整中ということです。

こういう時に、一番重要なのはお客様の「声」。需要が高いと分かれば、割り当て台数がアップする可能性もそれだけ高まるということです。

というわけで、購入を本気でお考えなら、エントリーフォームにアクセスし、その強い意志を本国に向かって伝えるのがB5 GTを入手するチャンスを増やすひとつの手段といえます。

●アルピナ B5 GT 主要諸元

全長×全幅×全高:4978×1868×1466mm
ホイールベース:2975mm
トレッド:前1611 後1596
トランク容量:530リットル(ツーリング:560〜1700リットル)
車両重量:2055kg(ツーリング:2155kg)
エンジン:V型8気筒ビ・ターボ
総排気量:4395cc
最高出力:634ps/5500〜6500rpm
最大トルク:850Nm/3500〜5000rpm
トランスミッション:8速AT
タイヤ:前255/35ZR20 後295/30ZR20(ツーリングのリヤは285/30ZR20)
0-100km/h加速:3.4秒(ツーリング:3.6秒)
最高速度:330km/h(ツーリング:322km/h)

三代やよい

【関連リンク】

・アルピナB5 GT 特設サイト
https://alpina.co.jp/cars/b5gt/

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三代やよい

三代やよい 近影
自動車メーカー勤務後、編集・ライティング業に転身。メカ好きが高じて、クルマ、オートバイ、ロボット、船、航空機、鉄道などのライティングを生業に。乗り継いできた愛車は9割MT。ホットハッチとライトウェイトオープンスポーツに惹かれる体質。生来の歴女ゆえ、名車のヒストリーを掘り起こすのが個人的趣味。