井出有治のRd.3鈴鹿は予選21番手から怒涛の追い抜きで決勝6位。ポイントもいただき~♪【SUPER GT2022】

■Rd.3鈴鹿では予選21番手から6位入賞

●2022 AUTOBACS SUPER GT Round3 たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE

井出有治×BUSOU raffinee GT-R
井出有治×BUSOU raffinee GT-R、Rd.3鈴鹿報告

今年2022年、4年ぶりにスーパーGT GT300にNISSAN GT-R NISMO GT3で参戦している、元F1レーサーでクリッカー・ハイパー系試乗テストドライバーの井出有治さん。

チーム「BUSOU Drago CORSE」の名の通り、ホンダの申し子・道上龍さんを監督に迎え、戦うBUSOU raffinee GT-R は、5月28日(土)~29日(日)、鈴鹿サーキットで行われた「2022 AUTOBACS SUPER GT Round3 たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE」で3戦目を迎えました。

では、このRd.3鈴鹿の様子を井出さんから報告していただきましょう!(クリッカー 永光 やすの)


●Rd.2富士=2位…のようにはいかなかったRd.3鈴鹿

先に言っちゃうと、予選21番手からの、決勝は6位でした。

井出有治×BUSOU raffinee GT-R
予選21番手からの6位入賞。ベテランふたり、よく頑張りました♪

前回の富士で2位だったので、みんなの期待が大きくなっているのは感じていたのですが、やはり鈴鹿サーキットではクルマのバランスの悪さを誤魔化すことは出来ず…。

予選はボクがトライし、21番グリッド。富士から鈴鹿用にセットアップを変更しましたが、鈴鹿はタイヤへの負荷が大きいので、フリー走行の短い時間の中ではそうそうセッティングは詰め切れず。

同じダンロップを履くライバルたちには及ばず、予選A組1分58秒348でQ1突破にコンマ3秒足りず、11番手…(涙)。

●抜いて抜いて、6位フィニッシュ♪

ということで、かなり厳しい状況からのスタートとなりました。

井出有治×BUSOU raffinee GT-R
井出有治×BUSOU raffinee GT-R、Rd.3鈴鹿報告

でも、予選での一発は無くてもレースペースには自信があったので、周りが思っているよりもレースでは上がって行ける気しかありませんでした!

とはいえ、鈴鹿サーキットで前のライバルをパスすることは簡単では無かったです。

開始直ぐにFCY(フルコースイエロー/80km/h制限)になったりSC(セーフティカー)が入ったりする中、GT500クラスが来たタイミングを使ったり、ライバルたちのピットインなどのタイミングを見つつ、21番手、18番手…、8番手までタイヤマネージメントしながら走っていたのですが、他チームより遅めのピットインタイミングでマー(柳田真孝選手)に交代するまでのボクのスティント、ラスト6周ほどは、タイヤを使い切るまでに攻めてみた結果、3番手まで浮上!

実際にボクがオーバーテイクしたのは、後で車載カメラをチェックしてみたところ「7台」でした。

しかし、ボクがアタックしていた間…クールスーツ用のクーラーボックスポンプ辺りから謎の煙が発生。原因は分からないのですが、とにかく煙くて煙くて…涙目でアタックしていて苦しかった~(涙)。

井出有治×BUSOU raffinee GT-R
チーム一丸となって上位を目指し戦ったRd.3鈴鹿

その後、GT500と300合わせて4回もシリーズチャンプを獲得しているマーは、2回のFCYがあったりしながらも、抜きに抜いて6位フィニッシュ! GT500のチャンプ#3 CRAFTSPORTS MOTUL Zの真後ろでのゴールだったので、LIVE配信にもバッチリ映っていました!

Rd.1岡山国際が11位、Rd.2富士は初表彰台の2位、そしてRd.3鈴鹿が6位。初参戦チームとしては超上出来♪ マシンバランスはまだまだ未完成だけどね。

これで、ドライバーズランキング6位、チームランキングは5位と、着々とポイントを積み重ねています。

応援、ありがとうございました!

(文:井出 有治永光 やすの/画像:松永 和浩、(株)クレアーレ)

井出有治×BUSOU raffinee GT-R
2022 AUTOBACS SUPER GT Round3 たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE、GT300クラスリザルト

【2022 AUTOBACS SUPER GT Round3 鈴鹿】
[GT300決勝結果]
順位 ゼッケン 車両名(ベース車名) ドライバー タイヤ サスセスウェイト(kg)
1 7 Studie BMW M4(BMW M4 GT3) 荒 聖治/近藤 翼 MI
2 5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(TOYOTA 86 MC) 冨林勇佑/平木玲次 YH
3 56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(NISSAN GT-R NISMO GT3) 藤波清斗/J.P.デ・オリベイラ YH              66
4 52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(TOYOTA GR Supra) 吉田広樹/川合孝汰BS 3
5 88 Weibo Primez ランボルギーニ GT3(Lamborghini HURACAN GT3) 小暮卓史/元嶋佑弥 YH 9
6 34 BUSOU raffinee GT-R(NISSAN GT-R NISMO GT3) 柳田真孝/井出有治 DL 23
7 96 K-tunes RC F GT3(LEXUS RC F GT3) 新田守男/高木真一 DL 8
8 30 apr GR86 GT(TOYOTA GR86) 永井宏明/織戸 学 YH
9 60 Syntium LMcorsa GR Supra GT(TOYOTA GR Supra) 吉本大樹/河野駿佑 DL
10 55 ARTA NSX GT3(Honda NSX GT3) 武藤英紀/木村偉織 BS
11 4 グッドスマイル 初音ミク AMG(Mercedes AMG GT3) 谷口信輝/片岡龍也 YH 12
12 61 SUBARU BRZ R&D SPORT(SUBARU BRZ GT300) 井口卓人/山内英輝 DL 29
13 65 LEON PYRAMID AMG(Mercedes AMG GT3) 蒲生尚弥/篠原拓朗 BS 33
14 2 muta Racing GR86 GT(TOYOTA GR86) 加藤寛規/堤 優威 BS 5
15 10 TANAX GAINER GT-R(NISSAN GT-R NISMO GT3) 富田竜一郎/大草りき DL 45
16 87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3(Lamborghini HURACAN GT3) 松浦孝亮/坂口夏月 YH 9
17 9 PACIFIC hololive NAC Ferrari(Ferrari 488 GT3) 木村武史/ケイ・コッツォリーノ YH 24
18 6 Team LeMans Audi R8 LMS(Audi R8 LMS) 片山義章/R.メルヒ・ムンタン YH 18
19 360 RUNUP RIVAUX GT-R(NISSAN GT-R NISMO GT3) 青木孝行/柴田優作 YH 2
20 50 Arnage MC86(TOYOTA 86 MC) 山下亮生/阪口良平 YH
21 48 植毛ケーズフロンティア GT-R(NISSAN GT-R NISMO GT3) 井田太陽/平木湧也 YH
22 244 HACHI-ICHI GR Supra GT(TOYOTA GR Supra) 佐藤公哉/三宅淳詞 YH
23 31 apr GR SPORT PRIUS GT(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV) 嵯峨宏紀/中山友貴 BS
- 11 GAINER TANAX GT-R(NISSAN GT-R NISMO GT3) 安田裕信/石川京侍 DL 15
- 25 HOPPY Schatz GR Supra(TOYOTA GR Supra) 松井孝允/野中誠太 YH
- 18 UPGARAGE NSX GT3(Honda NSX GT3) 小林崇志/太田格之進 YH 45
- 20 シェイドレーシング GR86 GT(TOYOTA GR86) 平中克幸/清水英志郎 DL
(※タイヤ:BS=ブリヂストン/MI=ミシュラン/DL=ダンロップ/YH=ヨコハマ)

【関連リンク】

井出有治オフィシャルwebサイト
https://www.yuji-ide.com/

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この記事の著者

永光やすの

永光やすの 近影
「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系クルマ漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。