第3戦鈴鹿でBUSOU raffinee GT-Rは予選をどう戦ったのか。道上監督に訊いた【SUPER GT 2022】

■Q1を11位でQ2進出ならず

5月28日(土)、29日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催の2022 AUTOBACS SUPER GT第3戦「たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE」。5月28日は公式予選が行われました。

GT300クラスに2022年から参戦、道上龍監督率いるBUSOU Drago CORSEの34号車 BUSOU raffinee GT-Rは予選をいかに戦ったのか?

BUSOU raffinee GT-R
BUSOU raffinee GT-R

結論から言えば、予選Q1のA組で井出有治選手が1分58秒348を出しますが、Q2進出ラインは58秒切りとなっておりQ1のA組を11位、予選全体では21位というポジションということになりました。

BUSOU raffinee GT-R
BUSOU raffinee GT-R

この予選結果について道上龍監督は「GT-Rが鈴鹿に向かないとか、ダンロップタイヤが暑さに弱いとか、そういう話ではなく、タイヤの一番おいしい部分、タイヤ性能のピークの部分をアタックラップに合わせきれなかったことが主な理由だと思います」。

確かに失格とはいえタイムの上ではトップタイムを出した10号車 TANAX GAINER GT-RはBUSOU raffinee GT-Rと同じGT-Rとダンロップのパッケージです。

BUSOU raffinee GT-R
BUSOU raffinee GT-R

「TANAX GAINER GT-Rがなんであんなに早すぎるのかは研究課題ですが、アタックラップでタイヤのピークを外してしまったことは否めません」。

道上監督と柳田選手
道上監督と柳田選手

●決勝は猛暑の予想。タイヤマネージメントが勝負

決勝についての戦い方も道上監督に伺ってみました。

道上監督
道上監督

「決勝は気温が30度を超える予想で、路面温度もかなり高くなるようです。攻めすぎてタイヤのライフを削るよりは、タイヤマネージメントをしっかりとしながら確実にポイントを取っていくという方向で戦っていこうと考えています」。

BUSOU raffinee GT-R
BUSOU raffinee GT-R

路面温度が上がればタイヤの摩耗は激しくなります。そこをうまくコントロールしてこそ勝機を見いだせる、という戦略で行くということのようです。

BUSOU raffinee GT-R
BUSOU raffinee GT-R

決勝レースでのBUSOU raffinee GT-Rの活躍に期待しましょう。

(写真・文:松永 和浩

【SUPER GT2022 第2戦 富士 GT300 予選結果】

順位 ゼッケン 車名 ドライバー タイム
1 7 Studie BMW M4 荒 聖治 近藤 翼 1’56.743
2 96 K-tunes RC F GT3 新田守男 高木真一 1’57.415
3 56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R 藤波清斗 J.P.デ・オリベイラ 1’57.480
4 30 apr GR86 GT 永井宏明 織戸 学 1’57.521
5 87 Bamboo Airways ランボルギーニ GT3 松浦孝亮 坂口夏月 1’57.595
6 5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号 冨林勇佑 平木玲次 1’57.639
7 360 RUNUP RIVAUX GT-R 青木孝行 柴田優作 1’57.680
8 11 GAINER TANAX GT-R 安田裕信 石川京侍 1’57.778
9 88 Weibo Primez ランボルギーニ GT3 小暮卓史 元嶋佑弥 1’57.816
10 65 LEON PYRAMID AMG 蒲生尚弥 篠原拓朗 1’58.032
11 60 Syntium LMcorsa GR Supra GT 吉本大樹 河野駿佑 1’58.608
12 2 muta Racing GR86 GT 加藤寛規 堤 優威 1’59.131
13 50 Arnage MC86 加納政樹 阪口良平 2’00.771
14 9 PACIFIC hololive NAC Ferrari 木村武史 ケイ・コッツォリーノ 2’01.195
15 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人 山内英輝 2’05.374
16 55 ARTA NSX GT3 武藤英紀 木村偉織 1’58.302
17 52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT 吉田広樹 川合孝汰 1’58.046
18 6 Team LeMans Audi R8 LMS 片山義章 R.メルヒ・ムンタン 1’58.701
19 20 シェイドレーシング GR86 GT 平中克幸 清水英志郎 1’58.113
20 25 HOPPY Schatz GR Supra 松井孝允 野中誠太 1’58.733
21 34 BUSOU raffinee GT-R 柳田真孝 井出有治 1’58.348
22 18 UPGARAGE NSX GT3 小林崇志 太田格之進 1’58.534
23 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口信輝 片岡龍也 1’58.807
24 244 HACHI-ICHI GR Supra GT 佐藤公哉 三宅淳詞 1’59.165
25 31 apr GR SPORT PRIUS GT 嵯峨宏紀 中山友貴 1’59.824
26 48 植毛ケーズフロンティア GT-R 井田太陽 平木湧也 2’01.255
- 10 TANAX GAINER GT-R 富田竜一郎 大草りき 予選タイム抹消

この記事の著者

松永 和浩

松永 和浩 近影
1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。