強風のなか、レクサスのエアレース・パイロット室屋選手が愛知県上空に描いた「ニコちゃんマーク」の出来は?

■「Fly for ALL #大空を見上げよう」を愛知で開催

室屋選手が愛知県上空に描いた「ニコちゃんマーク」

2022年4月1日(金)、晴れ渡った愛知県上空でアクロバット機がスモークで見事な“ニコちゃんマーク”を描きました。

飛行を担当したのはレッドブル・エアレース ワールドチャンピオンシップ 2017シーズンのワールドチャンピオンでLEXUS PATHFINDER AIR RACINGのエアレース・パイロット、室屋 義秀(ムロヤ ヨシヒデ)選手。

室屋義秀選手の経歴

今回の飛行に際し、室屋選手は「うつむきがちになる状況も多い中、ほんの数分でも空を見上げることで気分がリフレッシュできて、少しでも気持ちが明るくなってもらえたら」という想いを込めてフライトしたそうです。

当日はレクサスのカラーリングを纏ったアクロバット専用小型機「EXTRA 330SC」を使用。

室屋選手が操るレクサス仕様の「EXTRA 330SC」

同機はエアロバティック パイロットでもあった独エンジニア、ウォルター・エクストラ氏が設計。機体はカーボンファイバー&鋼管フレーム製で、ライカミング社の水平対向6気筒エンジンを搭載しています。

室屋選手が当日使用した「EXTRA 330SC」の諸元

±10Gの荷重に耐えられる曲技飛行専用機で、世界のエアロバティック競技会で広く使用されている単座機。機体サイズは全長が6.7mで全幅が7.5m。機体重量は585kgと軽量で最高速度は407km/hに達します。

●愛知上空10か所でホッコリする「ニコちゃんマーク」を描画!

当日の飛行スケジュールは以下のとおり。

12:03頃 田原 ⇒12:09頃 豊橋 ⇒12:17頃 岡崎 ⇒12:24頃 豊田 ⇒12:30頃 刈谷⇒12:36頃 天白区 ⇒12:42頃 名東区 ⇒12:48頃 栄付近 ⇒12:54頃 一宮 ⇒13:00頃 名駅付近

室屋選手が愛知県上空で演技を披露した飛行ルート

直径約1kmの“ニコちゃんマーク”を描くのに要した時間は約45秒から1分程度で、天候に左右されるものの、周囲に視界を遮るものが無ければ、約5~10km圏内で目視可能となっています。

室屋選手が操るレクサス仕様の「EXTRA 330SC」

当日は風が強く、描画後早々に絵が崩れる状況でしたが、トヨタ自動車本社(豊田市)上空にさしかかった室屋選手は、見事にニコちゃんマークを完成させ、次の描画地点である名古屋市方面に向かいました。

室屋選手は自身のツイッターで「予定していた10か所で無事、ニコちゃんマークを描くことができました。また今回初めて、全箇所から中継を繋ぐことができました。」とコメント。

室屋選手とレクサス仕様の「EXTRA 330SC」

同氏は本年7月8日(金)から10日(日)にかけて、イギリスのグッドウッドで開催される「エアレース ワールドチャンピオンシップ2022」のシリーズ初戦出場を予定しています。

フェスティバル・オブ・スピードの聖地に12名のパイロットが約3年ぶりに集結。モーターレースのアイコンとも言える歴史的な場所“グッドウッド”で、多くのエアレース・ファンが見守るなか、室屋選手の活躍が期待されます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

Avanti Yasunori 近影
大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからのクルマ好きで、免許取得後10台以上のクルマを乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。