今年2022年(令和4年)は平成34年。自動車免許の更新時期をお忘れなく!

■平成36年(令和6年)まで続くわかりにくい表記。平成30年代の「一の位」と、令和の「一の位」は同じです

免許とクルマ
免許証の更新忘れは非常に危険です。今一度更新年月日を確認しましょう(写真はイメージです)

今年は西暦2022年、元号では令和4年ですね。すっかり令和にも慣れ親しんできましたが、まだまだ日常生活では平成の元号を見る機会も多いです。

その筆頭が自動車免許証。なんと! 令和6年に有効期限を迎える免許証の、有効期限記載部分が平成表記になっているのをご存知でしょうか!?

今年は令和4年ですので、免許証の有効期限が平成34年と記載されている方が、運転免許の更新時期を迎える年です。

まだまだ影響の残る新型コロナウィルス。その猛威を受ける中での、免許更新事情と、平成表記でも更新を忘れない方法を解説していきます。

●平成から令和へ変換、キーナンバーは「30」

免許証
昨年更新した筆者の免許証。有効期限には平成の文字しかなく、わかりにくいです。

元号が変わると、年数の計算方法が厄介です。たとえば昭和64年が平成元年なので、平成7年が昭和何年に相当するのかを計算する時には、平成の数字に63を足します。

では平成から令和に変わった現在、令和4年が平成何年に相当するのかを計算する場合にはどうしたらいいのでしょうか。

平成31年が令和元年ですので、令和に30を加えると、平成何年に相当するのか計算できます。

免許証には平成表示が多く、まだまだ混乱が多い運転免許センターでは、丁寧に「平成30年と書かれた一の位と、令和の一の位は同じ数字が入ります。平成31年以降で、令和に変換したい時には、平成の一の位だけを読んでください。そうすると令和と同じになります」と回答していました。

警察署でも同じような回答を得られました。平成から令和へ、元号は変わったものの、数字の一の位は変わっていないですね。こうした、便利な変換方法が、もっとよく知られるようになれば、更新忘れもなくなるのではないでしょうか。

●コロナ禍の免許更新、延長手続受付は昨年末で終了

コロナ禍での緊急事態宣言下や、まん延防止措置が発令されている中でも、運転免許の更新日はやってきます。何もしないまま、有効期限日を過ぎてしまえば、当然、免許証は使えなくなり、もちろんクルマの運転もできなくなります。

昨年は、緊急事態宣言の発令等、コロナに関する行動制限が多くなり、運転免許の更新も簡単にできない状況が鑑みられ、運転免許有効期間の延長手続きを全国の警察署で行うことができました。

有効期限を3ヵ月延長できたこの制度は、非常に便利なものでしたが、昨年末(令和3年12月28日)をもって延長手続きの受け付けは終了しています。令和4年1月13日現在、同様の延長措置は行われていないので、運転免許証の有効期限はしっかりとチェックし、忘れずに更新を行いましょう。

また、昨年末に延長手続きを行った方も、3ヵ月の延長期間内に必ず更新手続きを行わなければなりません。こちらも更新手続きはお忘れなく!

現在、新型コロナウィルスはデルタ株からオミクロン株へ移行し、全国の感染者数も増えてきています。人の移動に制限が加わるようになると、昨年と同様に運転免許証有効期限延長手続きが復活する可能性もありますので、各都道府県警察のHPや運転免許センターのHPを随時確認してみましょう。

●感染対策は十分? 混み合う日は避けるのがベター

人混み
平日でも非常に混み合うのが免許センター。感染予防が叫ばれる中、できるだけ空いている時間を見つけ、更新してみては?(写真はイメージです)

実際に筆者の家族が昨年末(令和3年12月)に運転免許証の更新へ行きましたので、その時の様子を少し紹介します。

当時、宮城県仙台市の感染状況は落ち着きを見せており、行動制限・移動制限などはかかっていない状況でした。年末ということもあり、平日でも多くの人が更新手続きに訪れており、免許センター内は大変込み合った状況です。

免許センター入り口では、検温・消毒が徹底され、床には2mのソーシャルディスタンスを維持できるような線が多数引かれています。列に並ぶときも、詰めすぎないように、足元に引かれた線に従って間隔を開けていました。全員が来場時にはマスク着用、手指消毒に協力しているのは、もはやいつもの光景です。

37.5度以上の発熱や、2週間以内の海外渡航歴、のどの痛みや咳の症状がある方や、同居家族にこうした症状がある方は、入場を遠慮するようお願いされています。

免許証更新後
更新後の免許証。西暦表示が加わり、もちろん元号は令和に変わりました。これはわかりやすい。

免許センター内で、マスクを外すタイミングは2回あります。1回目は視力検査が終わり、更新申請書を免許証と一緒に窓口に出す際の本人確認時。もう一回は写真撮影の時です。このタイミング以外では、センター内でマスクを外すことは基本的に認められていません。

写真撮影後も、ブースを出る前にマスクを装着するよう促されます。

更新に際しての講習も、受講生同士の間隔をかなり広く空けて行っていました。通常3名から4名が座る長椅子は、2名しか着席できないようになっており、教室内のドアや窓は開けた状態で換気を十分に行っています。一度に講習する人数をなるべく減らして、ゴールド免許の30分講習に関しては、回数を増やしての対応も見られました。

感染防止策は、十分に取られていましたが、冬の時期ということもあり、室内の換気に関しては窓を開けるということは無く、後方ドアが開けられただけと、令和3年春先の様子とは少し変化が見られます。

来場者が増える、日曜窓口では、入場制限をかけながら更新手続きを行うこともあるようです。可能であれば、比較的空いている、平日に更新手続きを行ってほしいと、職員の方は話していました。

少しずつ普通の生活が送れるようになり、コロナ関連の特例措置は少なくなってきた印象です。いま一度、自身の運転免許証の有効期限を確認し、更新手続きは忘れずに行いましょう。

(文:佐々木 亘

この記事の著者

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佐々木亘

大学卒業後、銀行員になるも3年で退職し、大好きだった車の世界へ足を踏み入れました。自動車ディーラー営業マンへ転職し、レクサス・セールスコンサルタントとして自動車販売の現場に7年間従事します。
現在はフリーライターとして独立し、金融業と自動車ディーラーでの経験を活かして活動中です。車にまつわる金融・保険・法規などの、小難しいテーマを噛み砕き、わかりやすい情報へと変換して発信することを心がけています。常にエンドユーザーの目線に立った、役立つ情報を届けていきたいと思います。
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