ハイエースだけじゃない!どでかい収納力が自慢のLサイズミニバン6車種【2022年版】

■国産はもちろん輸入車にも魅力的なモデルあり!

室内空間の広さが魅力のミニバンといえば、トヨタハイエースを思い浮かべる人が多いでしょう。海外でハイエースとして販売されているグランエースも導入され、全長5mを超えるボディは広い室内空間を確保しています。

ここでは、ハイエースを代表とした収納力に長けたミニバンを国産3モデル、輸入車3モデル紹介しましょう。

●トヨタ・ハイエース/大収納ミニバンの大本命

収納力自慢のミニバン
トヨタ ハイエースワゴン

収納力の高い国産ミニバンの大本命モデルがトヨタ・ハイエースです。200系と呼ばれる現行モデルは2004年から販売され、約17年が経過したロングセラーモデル。ハイエースの乗用モデルは乗車定員が10人乗りのワゴンと、14人乗りのコミューターが用意されています。定員が10人を超えるため、コミューターを運転するには中型あるいは大型免許が必要です。

ボディサイズは全長4840mmのロング、5380mmのスーパーロングの2種類で、全幅は全車1880mm。全高はミドルルーフが2105mm、ハイルーフが2285mmとなります。

ハイエースワゴンのグレード構成は、ロングボディ・ミドルルーフを採用したベーシックグレードのDX、そして売れ筋グレードのGL。スーパーロングボディ・ハイルーフを採用したグランドキャビン、そして2ナンバーのコミューターを用意しています。

ハイエースワゴンに搭載されるのは2.7L直4ガソリンエンジン1種類で、コミューターにはガソリンエンジンに加えて、2.8L直4ディーゼルエンジンを採用。トランスミッションは駆動方式を問わず6速ATが組み合わされます。

ハイエースワゴンの車両本体価格は287万5000円~401万500円で、14人乗りのコミューターは321万円~360万5900円となっています。

●トヨタ・グランエース/国産ミニバンの最大サイズ

収納力自慢のミニバン
トヨタ グランエース

海外ではハイエースとして販売されているトヨタ・グランエースは、2019年11月に日本市場に導入されました。グランエースのボディサイズは全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmという国産ミニバンの中でNo.1の大きさとなっています。

搭載しているエンジンは最高出力177ps、最大トルク450Nmを発生する2.8L直列4気筒ディーゼルターボ。WLTCモード燃費は10.0km/Lを実現しています。組み合わされるトランスミッションは6速ATで、駆動方式は後輪駆動のみとなっています。

グランエースのグレード構成は、3列シート6人乗りのプレミアムと4列シート8人乗りのGの2種類。3列シートまで人が乗車した状態のラゲッジ容量は、スライド位置が一番後ろだと332L、前方に800mmスライドさせると1738Lとなります。

一方、Gで4列目シートまで人が乗った状態のラゲッジ容量は、スライド位置が最も後方だと160L。4列目シートをチップアップし、スライドを426mm前にすると1012Lまで拡大します。

グランエースの車両本体価格は620万~650万円です。

●日産キャラバン/ハイエース最大のライバル

収納力自慢のミニバン
日産キャラバン

トヨタ・ハイエースのライバルとなるのが、日産キャラバンです。現行モデルは5代目となる日産・NV350キャラバンとして2012年6月に販売開始され、2021年10月に一部改良を行った際、ガソリン車だけNV350キャラバンからキャラバンへと名称変更しました。

キャラバンは商用バンに加えて、10人乗りのワゴン、そして14人乗りのマイクロバスを用意しています。こちらも14人乗りのマイクロバスは中型あるいは大型免許が必要です。

ボディサイズはロングボディが全長4695mm、スーパーロングが5080mm、マイクロバスが5230mm。全幅は1695mmの標準幅と1880mmのワイド幅の2種類。全高は標準ルーフの1990mmとハイルーフの2285mmとなっています。

キャラバンワゴン/マイクロバスに搭載されるエンジンは、2.5L直4DOHCガソリンエンジンの1種類で、組み合わされるトランスミッションは当初の5速ATから7速ATへと多段化されました。駆動方式は全グレードで2WDと4WDを設定しています。

10人乗りのキャラバンワゴンはロングボディ・標準幅・標準ルーフ仕様のエントリーグレードのDX、EXそしてGXを用意。最上級グレードのGXにのみ、スーパーロングボディ・標準幅・ハイルーフ仕様を設定しています。

また、14人乗りのマイクロバスはスーパーロングボディ・ワイド幅・ハイルーフの単一仕様となります。

キャラバンワゴンの車両本体価格は278万4100円~409万7500円となっています。マイクロバスは344万4100円~375万4300円です。

●メルセデス・ベンツ Vクラス/豪華さが売りの7人乗り

収納力自慢のミニバン
M・ベンツVクラス

メルセデス・ベンツが販売しているミニバンがVクラスです。現行型のVクラスは2016年1月より販売開始され、広い室内に豪華な2列のリアシートをレイアウトした乗車定員7人乗りのミニバンです。

メルセデス・ベンツVクラスは全長4905mmのスタンダード、全長5150mmのロング。そして現在は受注生産となっている全長5380mmのエクストラロングの3つのボディを用意。全モデルとも全幅×全高は1930×1930mmで、すべて2列目/3列目シートを取り外すことができ、ラゲッジ容量を拡大することができます。

ラゲッジ容量は3列目シートまで使用した状態で、スタンダードが720L、ロングが1030L、エクストラロングが1410L。2列そして3列目シートを取り外すとスタンダードは4500L、ロングは5000L、エクストラロングは5500Lまで拡大します。

搭載されるエンジンは最高出力163ps、最大トルク380Nmを発生する2.2L直4ディーゼルターボの1種類で、トランスミッションは7速ATが組み合わされます。駆動方式はFRのみで、車両本体価格は791万円~959万円となっています。

●フォルクスワーゲン シャラン/多彩なシートアレンジが魅力

収納力自慢のミニバン
フォルクスワーゲン シャラン

フォルクスワーゲンが販売している2種類のミニバンのうち、サイズが大きいのが2010年から導入されているシャランです。

シャランのボディサイズは全長4,855mm×全幅1,910mm×全高1,750mmとなっています。

リアにスライドドアを採用したシャランは、全シートが独立した7人乗りのミニバン。2列目そして3列目は一席ずつ倒すことができ、多彩なシートアレンジが可能。ラゲッジスペースの容量は3列目シートまで使用した状態で300L、3列目シートを畳むと711L、2列目シートまですべて畳むと2297Lまで拡大します。

現在、搭載されるエンジンは最高出力150ps、最大トルク250Nmを発生する1.4L直4ガソリンターボと最高出力177ps、最大トルク380Nmを発生する2L直4ディーゼルターボの2種類。組み合わされるトランスミッションは素早いシフトチェンジが可能な6速DSGです。

グレード構成はガソリン車がコンフォートラインとハイラインの2種類。ディーゼル車はハイラインの1種類で、さらにパッケージオプション装着車が用意されています。シャランの車両本体価格は432万5000円~581万3000円です。

●シトロエン・グランドC4スペースツアラー/ヒンジドアを採用するフレンチミニバン

収納力自慢のミニバン
シトロエン グランドC4スペースツアラー

2014年にフルモデルチェンジを行い、登場したシトロエンの7人乗りミニバン現行型グランドC4ピカソ。2018年9月の名称変更を行い、グランドC4スペースツアラーとなりました。グランドC4スペースツアラーは、スライドドアを採用するケースが多いミニバンの中で、ヒンジ式ドアを採用しているのが特徴です。

ボディサイズは、全長4605mm×全幅1825mm×全高1670mm。広大な室内空間にレイアウトされたシートは全7席が独立していて、2列目シートは簡単なレバー操作でスライド可能です。

ラゲッジスペースの容量は3列目シートを使用していても537L。3列目シートを畳むと645L。2列目シートまですべて畳むと最大で2181Lという大容量スペースが出現します。

現在、グランドC4スペースツアラーに搭載するエンジンは最高出力163ps、最大トルク400Nmを発生する2L直4ディーゼルターボのみで、トランスミッションは8速ATが組み合わされ駆動方式は2WD(FF)のみです。

フレンチミニバンのグランドC4スペースツアラーの車両本体価格は439万円となっています。

(文:萩原文博、写真:トヨタ自動車、日産自動車、萩原文博)

※この記事は2022年1月11日に再編集しました。

【関連記事】