新型レンジローバー、PHEVモデルがニュルで高速テストをスタート

■デュアルモーターを備えた、より強力なPHEVオプションがカードに

ランドローバーは最高級クロスオーバーSUV市場を牽引する「レンジローバー」を発表したばかりですが、早くもラインアップに加わるプラグインハイブリッド開発車両がニュルに出現しました。

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ランドローバー レンジローバー PHEV開発車両

電動化されたハイブリッドランドローバーは、2013年に初めて登場。今後も電動化が強化されていく方向です。

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ランドローバー レンジローバー PHEV開発車両

ニュルで捉えたプロトタイプは偽装されていますが、ワールドプレミアされた新型モデルとほぼ同じエクステリアが予想されます。違いはリヤフェンダー上部に充電ポートが設置されている点です。

新型レンジローバーは、同社のラインアップの多くに用いられる「MLA」プラットフォームを採用。プラグインハイブリッドモデルは現行P400eモデルのガス・エレクトリックセットアップの進化版となります。

これは「インジニウム」2.0リットルターボエンジンと最高出力143psを発揮する電気モーター、および17.1kWhのバッテリーを組み合わせたもので、EV走行は50kmの動力性能を持ちます。またデュアルモーターを備えた、より強力なPHEVオプションがカードにあると噂され、ローエンドトルクのブーストにより、オフロード性能が大幅に向上します。

キャビン内も新型レンジローバー同様に、使い勝手が向上したスポーティなステアリングホイール、大型のデジタルインストルメントクラスターとシンプルで大型のインフォテインメントディスプレイを搭載、ミニマリストなコックピットとなります。

レンジローバーPHEVは、2022年内にもデビューするはずです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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