光と音声で知らせるオートバイ用GPSレシーバー「GR-101MT」が発売

■受信可能な衛星は90基で、正確な自車位置精度を実現

セルスター工業は、オートバイ専用のレーダー探知機のGPSレシーバー「GR-101MT」を2021年10月22日に発売しました。取締りポイントを「光」と「音声」で告知するタイプで、音声を聞くためには、動作確認済のBluetoothインカムなどが必要になります。価格はオープンで、オートバイ用品店などで販売されています。

セルスター GR-101MT
セルスターのGPSレシーバー「GR-101MT」

慎重な走行が求められる住宅街や学校周辺などに多いゾーン30(制限速度30km/hに制限された区域)に対応するほか、「高速道路逆走注意エリア」「新型取締機設置ポイント」を収録し、安全な走行に寄与します。

セルスター GR-101MT
イルミネーションは、全8色から選択可能

光で知らせるため、好きな色を選択できるフルカラーLEDを搭載。イルミネーションは、全8色から選択可能で、警告内容ごとに色を変えることができます。

正確な動作には、高い自車位置精度が欠かせません。GPSレシーバー「GR-101MT」は、受信可能な衛星は90基で、5種90基の受信可能衛星(2021年10月現在)により測位精度が向上していて、測位が不安定な状況でも高い精度で告知できます。

ほかにも、オートバイ用として防水、防塵、耐振動設計が施されています。これらにより、多様な走行環境下に対応。内部に粉塵が入らず、台風やゲリラ豪雨などの激しい雨でも浸水の恐れがない防塵防水仕様「IP66等級」相当、耐振動試験「8G」をクリアしています。

セルスター GR-101MT
付属だけでなく、市販のマウントステーで固定できる

ほかにも、Bluetooth対応のインカムとペアリングすれば、電源オンで自動的に接続するなど、利便性の高い機能も用意されています。

スマホ・アプリ「MyCellstar+Sync」を使い、市販のmicroSDカードにGPSデータのダウンロードをすればデータ転送が可能。パソコンからも更新ができます。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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