スポーツタイヤのエントリーモデル「EAGLE F1 SPORT」が2021年4月5日に発売

■コーナリング中の安定性、応答性を向上

2021年3月1日、日本グッドイヤーは、同年4月5日にスポーツタイヤのエントリーモデル「EAGLE F1 SPORT(イーグル エフワン スポーツ)」を発売すると発表しました。

発売サイズは全15サイズで、価格はオープン。

イーグル エフワン スポーツ
グッドイヤーの「EAGLE F1 SPORT」が登場

「EAGLE F1 SPORT」の特徴は、鷲の爪を模したショルダー剛性の高いトレッドパターン(イーグル・クロー・パターン)の採用で、爪で路面をつかむように、高次元のハンドリング、ブレーキング性能が確保されたそうです。

さらに「ActiveControl Technology(アクティブコントロールテクノロジー)」の採用もトピックス。大型ショルダーブロックがアウトサイドに配置され、ショルダー部の接地面を最大化。これにより、ステアリングの入力を正確に路面へ伝達することができ、コーナリング中の安定性と応答性が向上したとしています。

また、高い制動力を実現する技術として「DynamicBraking Technology(ダイナミックブレーキングテクノロジー)」が採用されています。こちらは、断面形状の最適化により、より長い接地面を実現する技術。接地圧分布の均一化と路面接地面を最大化することで、ウェット、ドライを問わず制動距離短縮に寄与するそうです。

イーグル エフワン スポーツ
「ActiveControl Technology(アクティブコントロールテクノロジー)」を採用

なお、この「EAGLE F1 SPORT」にも使われている「F1」は、30年以上に渡って「イーグル」ブランドでタイヤを供給し続けたタイヤメーカーであり、368勝といういまだに破られていない勝利数記録を残しています。この実績によりグッドイヤーは、「F1」のネーミングを商品名に使用することを許された唯一のタイヤメーカーとなっています。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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