日産が「アリア」に続き、スタイリッシュなコンパクトSUVを7月16日に発表

■今回はフロント廻りのティザー画像を公開

日産自動車が7月15日に公開を予定している4WD仕様の高性能EV「アリア」 に続き、翌16日にBセグメントの新型コンパクトSUVを公開すると発表。2日連続でニューモデル発表を予定しているそうです。

日産の新型コンパクトSUVのグラマラスなサイドビュー

同社は本年2月にコンパクトSUVの一部とみられるティザー画像 (サイドビュー、テールランプ)を公開しており、7月1日には新たにフロントビューの一部とヘッドランプを公開。

日産の新型コンパクトSUVのヘッドランプ

これまでに公開された画像からは、張り出し感の強いスクエアなホイールアーチや、Cピラーに向かってキックアップしたベルトラインなど、抑揚のあるダイナミックなボディデザインに加え、メッキリムを強調したラジエータグリルやフェンダーサイドまで大きく回り込んだ薄型ヘッドランプ、L字型のDRL(デイタイムランニングライト)、黒素地仕様のフェンダープロテクター、中央部をハニカムで抜いたユニークなテールランプなどが見て取れます。

■新型コンパクトSUVの車名は「マグナイト」?

各種情報によると、全長4,000mm以下に抑えたFF仕様の5ナンバーSUVのようで、ルノー×日産が共同開発したルノー 「クウィッド(Kwid)」用プラットフォームの改良版となるCMF-A+プラットフォームを採用。

ルノーのコンパクトSUV「クウィッド(Kwid)」

パワートレーンは1.0L直3ターボエンジンを搭載、100ps/16.3kgm、および117ps/17.3kgmの2タイプがラインナップされ、車名は「マグナイト(Magnite)」となるようです。

日産によると、日産インテリジェントモビリティの一部として最新のテクノロジーを採用、2020~21年度下期に発売を予定しているそうで、日本市場ではトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーあたりがライバル車として想定されるだけに、国内への導入有無や車両価格なども含め、今後の発表が注目されます。

Avanti Yasunori・画像:NISSAN)

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この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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