国内導入はあるか? 日産がスタイリッシュ&コンパクトな新型SUVのティザー画像を公開!

■海外版の新型「ジューク」や「キックス」よりもコンパクトなSUVに

日産が先頃、「近日公開予定」として新型SUVの画像を公開しました。インド市場に導入予定のモデルで「新技術を豊富に採用したスタイリッシュなコンパクトSUV」と紹介しています。

「Make in India、Make for the World」の理念に基づくSUVで、同社のパトロール、パスファインダー、 アルマダ、エクストレイル、ジューク、カシュカイ、キックスなどの象徴的なモデルに基づいた、「日産の絶え間ない革新と日本のエンジニアリングのグDNAスピリットの証」としています。

公開された画像は車両サイド上部と、「LIGHT UP YOUR IMAGINATION(あなたの想像力を照らします)」と記したテールランプのみ。

日産が公開した新型コンパクトSUVのティザー画像

その画像からは、張り出し感の強いスクエアなホイールアーチ部や、細幅で鋭い表情のLEDヘッドランプ、Cピラーに向かってキックアップしたベルトラインなどが読み取れます。

またホイールアーチ部には黒色のプロテクター装着が予想され、テールランプも中央部をハニカムで抜いた個性的な意匠となっています。

加えて画像下方に「NISSAN GLOBAL DESIGN」と記されていることから、同モデルがグローバルモデルであり、販売国がインドだけではないことを匂わせています。

新型SUVはFF仕様と予想され、搭載エンジンは上動画の欧州向け新型ジュークにも搭載された1.0L直3ターボエンジン(117ps)あたりが有力そう。

国内ではジュークの生産終了に伴い、海外版の新型「キックス」が後継モデルとして導入される模様ですが、今回のさらにコンパクトな新型SUVの登場により、国内導入の可能性を含め、今後の日産のSUVラインナップが大いに注目されます。

Avanti Yasunori・画像:日産自動車)

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インド日産自動車
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この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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