■WRX S4を1グレードに絞る
SUBARUのWRX S4はMTモデルの設定はなく、2ペダルのスポーツリニアトロニック(CVT)ではあるものの、本格的なスポーツ走行が楽しめるスポーツセダンです。
2020年7月6日、そのWRX S4が一部改良を受け、8月20日から発売されます。今回の変更ではグレード構成を「STI Sport EyeSight」に絞り、WLTCモード燃費表記に対応しています。
同時に、スバルテクニカインターナショナル(STI)の手による特別仕様車「WRX S4 STI Sport♯(シャープ)」が設定され、限定台数500台で同日発表されています。
「WRX S4 STI Sport EyeSight」をベースとした「WRX S4 STI Sport♯」は、STI製パーツをはじめとする特別装備が用意されると共に、専用チューニングが施され、STI Sportの「上質な走りと質感の高さ」を最大限堪能できるモデル。
●限定車「WRX S4 STI Sport♯」を設定
エクステリアには、STI製大型フロントアンダースポイラー(艶ありブラック塗装)をはじめ、ブラック塗装の18インチ×8 1/2Jアルミホイール、ダークグレーシリカ塗装のフロントグリル、エアアウトレットグリル付となるリヤバンパー、専用ボディカラーの「セラミックホワイト」が用意されています。
一方のインテリアには、RECAROフロントシート(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ+STIロゴ入り)&リヤシート(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ)をはじめ、ウルトラスエード巻ステアリングホイール(シルバーステッチ、STIロゴ入りハイグロスブラックベゼル)、本革巻シフトレバー(シルバーステッチ、高触感革+ハイグロスブラック加飾パネル)、シフトブーツ(シルバーステッチ)、フロントコンソール(ブラックレザー調素材巻+シルバーステッチ)、ドアトリム&ドアアームレスト(ウルトラスエード、ブラック、シルバーステッチ)、スライド機構付コンソールリッド(ウルトラスエード、ブラック、シルバーステッチ)が用意され、スポーティかつ上質な仕立てになっています。
上記に加えて、プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルト(シルバー)、リヤ全席3点式ELRシートベルト(左右はシルバー)も特別装備されています。
さらに見どころは、機能性パーツの数々。STI製フレキシブルタワーバーフロント(STI Sport♯専用・ロゴ付)やSTI製フレキシブルドロースティフナーフロント(STIロゴ付)、STI製フレキシブルドロースティフナーリヤ(STIロゴ付)&ガードバー(チェリーレッド塗装)、STI製低背圧パフォーマンスマフラー(STIロゴ入り)&エキゾーストパイプリヤ、STI製低圧損エアクリーナーエレメントやCVTオイルクーラー&ラジエーターファン強化タイプを備えることで、スポーティな走りをさらにブラッシュアップ。
価格は、カタログモデルの「STI Sport EyeSight」が416万9000円、「WRX S4 STI Sport♯」は474万1000円。なお、特別仕様車の「WRX S4 STI Sport♯(シャープ)」は、5月26日より先行予約が開始されていて、7月6日の発表前に限定台数500台に達したそうで、残念ながら発表時点では購入はできません。※上記写真には一部異なる仕様を含みます。
(塚田勝弘)