駐車監視機能の作動時でも安心のドライブレコーダー用バックアップ電源が再登場

■シガーソケット3口、USB端子を備えたコンパクトサイズ

カー用品マーケットの中でも数少ない成長株であるドライブレコーダー。最近のドライブレコーダーでオプション対応も含めて標準化になりつつあるのが「駐車監視機能」です。

ドライブレコーダー バックアップ電源
ドライブレコーダーのバックアップ電源「UPS300」

ドライブレコーダーを常時接続していれば、エンジン(イグニッション)オフ時に車上荒らしや当て逃げなどに対応できる可能性が高まる一方で、クルマのバッテリー上がりの原因になったり、バッテリーそのものの寿命を縮めたりする要因にもなり得ます。

また、シガーソケットなどの電源からオフになった際のドライブレコーダーの予備電源は、ドライブレコーダーのリチウムイオン電池、スーパーキャパシタなどがあります。

ドライブレコーダー バックアップ電源
ドライブレコーダーのバックアップ電源の「UPS300」はUSB端子も備える

ほかにも、バックアップ電源を別に用意する手もあります。

MEDIKが2020年6月末に再販するドライブレコーダー用バック電源「UPS300」は、シガーソケットの分配機にバッテリーが内蔵されていて、車両のエンジンを切っていてもドライブレコーダーの常時録画が可能になります。

これにより、エンジンオフ時でも駐車監視機能の継続が容易になります。

また、ドライブレコーダーによってはアイドリングストップ時から再始動した時にクルマの電圧が急激に低下し、ドライブレコーダーの作動が停止してしまうケースも考えられ、「UPS300」はそうしたドライブレコーダーの停止にも対応。

ドライブレコーダー バックアップ電源
「UPS300」の作動イメージ

同アイテムには、シガーソケットが3口(バックアップソケット1口、分配ソケット2口)備わるほか、USB端子が備わるため、スマホなどの充電も可能です。さらに車両で使用することを前提とした充電管理、充電電流コントロール、熱対策などが施されています。サイズは幅123×奥行き82×高さ39mmで、重量は270g、ポリカーボネート製。

12V〜14V対応(24Vは非対応)の「ドライブレコーダー用バックアップ電源UPS30」は、1万2100円(税込)で、Webサイトにて6月末頃から販売される予定です。

(塚田勝弘)

【関連リンク】

UPS300商品紹介 | 株式会社 MEDIK|べセトジャパン オフィシャルサイト
https://beseto.co.jp/product-html/ups300.php

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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