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■3代目ハリアーのエクステリアは「Elegant Velocity」を掲げる
2013年にフルモデルチェンジを受けた3代目ハリアーは、レクサスRXと袂を分かち、国内専用モデルとして登場しました。300万円を切るエントリーグレードを設定しながらも、トヨタらしい質感の高さは、同ブランドへの期待に添う仕上がり。2.0Lガソリン(トランスミッションはSuper CVT-i)、2.5Lのハイブリッドを擁し、引き締まった乗り味を示していました。また、エアサスペンションが設定されないなど、先代のラグジュアリームードからスポーティ路線にスイッチした印象も持っている方も多いはず。ただし、エクステリアは「Elegant Velocity」というテーマで、単なるスポーティ志向ではなく、エレガントさ、スピード感を兼ね備えたデザインが追求されています。一方のインテリアは、「Rich Simplicity」を掲げ、レイヤー状の凝った形状のインパネとハイクオリティを実現。
さらに、2017年のマイナーチェンジでは、2.0L直噴ターボ仕様を追加し、ガソリンターボらしい爽快感ある走りが可能にす。さらに、少しさかのぼると2014年には「G’s」バージョンが設定されたことで、3代目ハリアーが掲げる「ハリアーネス」という世界観がラグジュアリーよりもスポーティネスであることを裏付けたといえるかもしれません。