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2020年6月頃に発売される4代目の新型ハリアーは、歴代で初めてクーペフォルムも取り入れ、シンプルながらもエレガントさと逞しさを融合させた流麗さをアピールしています。ボディサイズは全長4740×全幅1855×全高1660mmで、従来型(先代)は全長4725×全幅1835×全高1690mm。先代よりも15mm長くなり、20mmワイドに、全高は30mm低くなっています。後席のヘッドクリアランスなど広さも新型は少し気になるところ。先代のパワートレーンは、2.0L直噴ターボ、2.0Lガソリン(NA)、2.5Lハイブリッドという多彩さを誇っていました。
![トヨタ ハリアー](https://clicccar.com/uploads/2020/04/TOYOTA_NEW_harrier_20200413_6-20200413111022-800x573.jpg)
新型のハイブリッドは、「A25A-FXS」型の2.5L直列4気筒直噴エンジンで、131kW(178PS)/5700rpm、221Nm/3600-5200rpmというアウトプット。2WDは88kW(120PS)/202Nmのフロントモーターを、E-FOURの4WDはフロントに加えて、40kW(54PS)/121Nmのリヤモニターを搭載。システム最高出力は、FFが218PS、4WDが222PSとなっています。ガソリン仕様は、「M20A-FKS」型の2.0L直列4気筒直噴エンジンで、126kW(171PS)/6600rpm、207Nm/4800rpmというスペック。さらに、ハイブリッド仕様には、2WD車を設定が設定され、先代ハイブリッドは4WDのみというラインナップから選択肢が拡大しています。
![トヨタ ハリアー](https://clicccar.com/uploads/2020/04/TOYOTA_NEW_harrier_20200413_9-20200413111025-380x152.jpg)
かつてないほどの大ブームにより「SUVの多様化」が進む中での変革は、トヨタとしても勝負をかけている印象を写真からも受けます。新型コロナウィルスの影響で新車市場の苦戦が容易に想像されますが、新たな境地を切り拓く新型ハリアーには大いに期待したいですね。
(塚田勝弘)